安野モヨコ選集 花とみつばち 1巻
モテる彼女をもつ事は不安と疑惑の生き地獄
小松に奇跡が起きた……クラスのモテ女子さくらと付き合うことに!
付き合うって何? デートって何するの? 空回りをしながらも、まっすぐな小松に惹かれるさくらは、
やれランクが違う、やれ女を下げすぎだのと、うるさい外野を一蹴。
「私は誰のものでもない」「あたしがいいって言ってんだからいいの!」
2人の恋の行方は天国か地獄か!?
誰もが通過してきたこじらせた日々。他人からどう見られるか、気になって仕方がなかったあの頃――。 舞台はゼロ年代の東京。ルッキズムにもとづく「スクールカースト」がはびこる高校生活。モテか非モテかがモノをいう、過酷な世界。本作は、さえない男"小松"が、クラスの人気者である"さくら"に恋をし、ひとりの男として、人として成長していく物語。連載当時、「モテバイブル」や「男版ハッピー・マニア」と称される事もあった。
今現在、学生生活を送る読者にも、共感の嵐が巻き起こるかもしれない。そして、ときを経て大人になった読者には、あの時代はどううつるだろうか。高校生の恋愛を通じ「どうにもならない心の綾」を描いた名作が連載時の美麗なカラーページを再現し、完全版(全4巻)として蘇る。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。