
文ゆかば 1巻
耳の聴こえない少女が戦時下を生きる成長譚 「わたしの頭の中にはいろんな言葉があるけれど、いつも伝えられない。一人ぼっちだ」1944年、終戦前年。耳の聴こえない少女・文(ふみ)は、空襲で家族を失った。親戚から厄介払いされて転々とするなか、行きついたのは親族でも知人でもない夏目家。夏目家の次男・功雄(あつお)は、女中として働くことになった文に対し、最初はどう接したら良いかわからなかったが、次第に距離が縮まっていく… 【編集担当からのおすすめ情報】 戦時下という過酷な時代。さらに耳が聴こえないというハンディキャップを背負いながらも、懸命に生きる少女・文の姿をドラマチックかつ丁寧に描いた作品です。何度も取材を重ね、戦時下の様子や手話について、リアルな描写を追求しました。「お腹の音って他の人にわかっちゃうんだ!?」皆さんにとっては当たり前でも、ろう者にとっては驚きです。文を通して世界が広がる体験をお届けします。そして、過酷な生活の中でも溢れる文のかわいらしさ! 彼女の人間らしさや、いっしょに暮らす青年・功雄との関係性も楽しんでいただければと思います。 続きを読む