学年別ドラえもん名作選 4巻
小四向けに描かれた「ドラえもん」を厳選!
まんが「ドラえもん」の成り立ちをそのままの形で生かした、初めての「学年別」ベストセレクション。
作者の藤子・F・不二雄先生が、読者の成長に合わせ、人生にとって大切な知識や知恵を込めて描いてきた名作を、子どもたちはもちろん、親世代や、学校の先生方にも再発見していただけるシリーズです。
「ドラえもん」は、小学生にとって、まんがの形を取った“総合的な学習”であり、本書はいわば、「ドラえもん」という“もう一つの教科”の教科書とも言えます。
もちろん漫画としての純粋な「面白さ」においても選りすぐり、子どもたちの一生の友となれる、ベスト・オブ・ベストの6冊ともなっています。
その『小学四年生』版は、「帰ってきたドラえもん」「ぼくの生まれた日」など全17作品を収録。四年生が、国語、算数、理科、社会、図工、道徳などで学ぶ学習要素を、「同学年の」のび太と一緒に楽しく吸収することが出来ます。
ふきだしの中のセリフは原則として小学四年生までの学習漢字で表記。巻末には早稲田実業学校初等部教諭の岸圭介先生監修による各話の学習ポイントを解説。
さらに、作家の辻村深月さんによる解説エッセイも掲載しています。
【編集担当からのおすすめ情報】
『ドラえもん三年生』の最後のお話「さようなら、ドラえもん」で、未来に帰るドラえもんを安心させるため、のび太はジャイアンに一人で立ち向かうという成長ぶりを見せる。しかし、4月から四年生になったのび太は、約束どおりしっかりやれているのかと思いきや……。
発表当時、学年誌の『小学三年生』3月号と『小学四年生』4月号にまたがって掲載された名作を、そのままの形で再現。
あいかわらずダメな子ぶりが目立つのび太ですが、その内面と行動の確実な成長が、学年別に読み進めることではっきり感じ取れます。
「税金鳥」「どくさいスイッチ」といった、一見かなり背伸びした内容に見えるお話も、四年生ともなるとまんがの形なら難なく読みこなせます。
また「のび太のおよめさん」も、”「今」は「未来」につながっている”という、「ドラえもん」の根幹のテーマを支える重要な作品です。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。