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セブンブリッジの一覧
概要
セブンブリッジは、7枚の手持ちカードで行う2~6人用の日本のトランプゲーム。
ラミーのバリエーションの一つであり、そのルールには同じラミー系のゲームである麻雀との関連性が見られる。
ブリッジと名はついているが、コントラクトブリッジ(いわゆるブリッジ)とは全く関係がない。
主なルール
手札を7枚ずつ配り、残りは裏向きに山札とする。順に、山札から1枚ずつ取って手札に加え、要らないカード1枚を表向きに捨てる。
可能であれば、同じ数字の札(同位札)3枚以上か、同じスートの連続する数字の札(シークエンス)3枚以上の組み合わせを手元に晒すことができる。これをメルドという。ただし、7のカードは1枚だけでメルドすることができる。また、7を含むシークエンスは2枚(6-7または7-8)でもメルドすることができる。
メルドしたプレイヤーは、可能であれば、自分または他人のメルドに手持ちの札をルールに従って付け足すことができる(付け札)。
同位札のメルドには同じ数字のカードを、シークエンスのメルドには同じスートの連続する数字のカードを付け札することができる。
メルドをしていないプレイヤーは、付け札することはできない。
直前に他のプレイヤーが捨てたカードを用いればメルドできるときは、山札を取る代わりにそのカードを取ることができる。
捨てられたカードと同じ数字のカードを2枚以上持っているときは、誰でも「ポン」と言ってそのカードを取ることができる。
自分のすぐ前の人が捨てたカードと合わせて3枚以上のシークエンスができるときは、「チー」と言ってそのカードを取ることができる(チーは自分の前の人の番のみ可能である)。
1巡目はポンやチーをすることができないとするのが一般的である。
ポンとチーが競合した場合は、ポンが優先される。
ポン・チーがされた後は、ポン・チーをした人の次の人の手番となる。
1人のプレイヤーが全ての札を晒し、最後にカードを1枚捨てて上がればラウンドが終了する。プレイヤーごとに手持ちのカードの合計点数を計算し、上がった人は0点となる。
絵札とエースは10点、2~10はその数字を点数として計算することが多い(AとKは連続しないとするルールの場合はエースを1点として計算する)。
全くメルドや付け札をせずに、一度に手札全てを晒して上がった場合には、ボーナスが与えられる(他のプレイヤーの点数が高くなる)。
上がるときは必ずカードを1枚捨てなければならないとするのが一般的であるが、捨て札を必要としないルールもある。
直前の捨て札を用いて上がった場合、その捨て札を捨てた者の責任として点数を決める場合がある。
以上のラウンドを繰り返し、最も点数の少ないプレイヤーが勝者となる。