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概要
『すくうるでいず』は、美村あきのによる日本の漫画。『別冊少女フレンド』(講談社)にて、1980年2月号から1981年7月号にかけて連載された。単行本は別フレKCより全4巻。作者の代表作の1つ。
連載中、作者は中高時代の夢をよく見たという。
あらすじ
竹原友見は3人姉妹の2番目の、アニメーション好きな高校受験生で、ぶしこ・拓坊の2人と幼馴染みであった。3人で受験する英林高校の見学に行ったおりに、サッカー部のエースストライカーである荻島のプレイを見て、ともに英林高校を受験することを決心する。3人揃って何とか合格するが、中学卒業式の日に、友見は拓坊から恋の告白を受ける。しかし、友見はそれを拓坊の冗談と受け取ってしまい、その光景を影から見ていたぶしこは友見に腹を立ててしまう。英林入学後、3人はクラスが別々になり、拓坊はサッカー部に入部し、ぶしこは上記の事情により、ともに友見と疎遠になる。孤立感にさいなまれる友見だが、持ち前の明るさと優しさでクラスメイトの仲川由子、武原誠らと仲良くなり、また荻島とも晴れて両思いになる。姉の失恋、アニメ同好会の設立、そして母子家庭でエースストライカーとしての荻島の苦悩などを通して、幼かった友見の精神にも変化が訪れる。