ギリギリアウト 【完結】

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作品データ

テーマ/作風
  • ギャグ・コメディ
  • 設定
  • 学園
  • ジャンル
  • 青年マンガ
  • 出版社
  • KADOKAWA
  • 掲載誌/レーベル
  • 電撃コミックスNEXT
  • 編集部からのおすすめ

    『ギリギリアウト』は、お漏らし設定を持つヒロインとその周りのキャラクターたちが織り成す学園ラブコメ漫画です。主人公ハナや彼女を取り巻く大宇宙や黒部など、皆が持つコンプレックスやズレた部分が愛おしく描かれています。登場人物たちの明るく楽しいドタバタからなるストーリーは、読者を笑わせながらも心温まるエンターテイメントとなっています。

    一巻を読んで、おさまったエロさや王道な展開からは想像できないほどの魅力が詰まっていると感じる方も多いようです。ネタバレを避けつつ、学園イベントや臨海学校などのお約束の展開が続く中、時には意外な展開や事件が巻き起こり、キャラクターたちの成長や関係性が掘り下げられていきます。

    特にハナとソラの関係は、読者からは早くも「もう付き合えよ」という声が挙がるほどの熱い絆が描かれています。ただの学園ラブコメとは一線を画す、何か別の魅力を感じさせる本作。単なるドタバタだけでなく、救いや優しさが感じられる作品として、多くの読者から支持を得ています。

    『ギリギリアウト』は、見た目に反してハートウォーミングな要素が満載のラブコメ作品です。エロさやお約束の展開に少し飽きた方にも、新しい切り口の物語として楽しんでもらえること間違いありません。コミカルでキュートなキャラクターたちとの出会い、成長、そして恋愛模様を追うこの作品は、笑いと感動を両方味わえる魅力的な一冊です。興味を持った方は、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか。

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    ギリギリアウトの一覧

    概要

    『ギリギリアウト』は、ソウマトウ(原作・デザイン:のり/作画:ひっし)による日本の漫画作品、および連載中に発売されたコラボCDのタイトルである。2012年に『電撃大王ジェネシス』(アスキー・メディアワークス)で連載が開始され、数度の掲載媒体、連載形態の変更を経て2018年に完結した。単行本は全6巻

    。特殊体質に悩む主人公・宮ケ瀬花ともう一人の主人公の徳山ソラとの関係の進展を描いた、ラブストーリーである。

    沿革

    2012年にAMW『電撃大王ジェネシス』(アスキー・メディアワークス)11月号(Vol.5)で連載を開始。ソウマトウは2009年に『月刊コミック電撃大王 第1回新人発掘プロジェクト/読切部門』で入選、2010年に『第11回電撃コミックグランプリ/少年漫画部門』で準グランプリを受賞 していたこともあり、その経緯から『電撃大王ジェネシス』で連載することとなった。しかし『電撃大王ジェネシス』は次号の2013年1月号(Vol.6)を以て休刊となったため、本作が掲載されたのは2話のみとなっている(ただし、休刊直後より移籍及び連載の継続は公表されており、ソウマトウ自身も事前に雑誌が休刊となることは知らされていた。)。

    当時のソウマトウは前作の『黒』も休載中だったことから、『ギリギリアウト』の移籍先が決定するまでの間に『寄生彼女サナ 〜Parasistence SANA〜』(コンプエース)のコミカライズと『マジョトキノコ』(リボン増刊号)の連載を始めている。

    その後、『ギリギリアウト』は「電撃大王web」へと移籍し、2013年5月10日に半年越しで第3話が公開された

    。移籍に伴い月刊連載となった結果、安定したペースで連載が続き、2014年1月には単行本第1巻が発売されている。これはソウマトウにとって初のオリジナルコミックスであった。以降は連載形態の変更や「電撃大王」への出張掲載を繰り返しながら、2018年5月10日に最終回を迎える。最終巻となった第6巻は6月28日に発売されたが、2021年9月現在で6年間に亘る連載はユニットにとって最長である。

    ソウマトウは本作の執筆を終えると、2か月後の9月6日に『シャドーハウス』の連載を開始した。