タイムパラドクスゴーストライター 【完結】

タイムパラドクスゴーストライターを試し読み

作品データ

テーマ/作風
  • ビジネス
  • 設定
  • タイムスリップ
  • ジャンル
  • 少年マンガ
  • 出版社
  • 集英社
  • 掲載誌/レーベル
  • 週刊少年ジャンプ
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    • 全4巻(完結)

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    概要

    『タイムパラドクスゴーストライター』は、伊達恒大・市真ケンジによる日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2020年24号から39号まで連載された。

    あらすじ

    漫画家としてのプロデビューを目指している青年 佐々木 哲平は、漫画家としてのプロデビューを目指しながらも芽が出ない日々を過ごしていた。ガムシャラに新作ネームを提出し続ける哲平であったが、担当の菊池から何度目かも分からない全ボツを食らい、夢を諦めかけていた……。

    そんなある日、自宅アパートに落雷が直撃して、電子レンジがタイムマシンへと変貌、「10年後の週刊少年ジャンプ」が転送されてくる。そのジャンプに掲載されていた新連載『ホワイトナイト』に、哲平は衝撃的な感銘を受ける。しかし読んだ直後に、そのジャンプを家具の隙間に落としてしまった事から、すべて夢だったと勘違いしてしまう。

    その後、落雷で延焼したアパートを放置して実家へと帰省した哲平は、夢で見た『ホワイトナイト』を「無意識に自身が生み出した新作のアイデア」だと思い込み、読切の執筆にとりかかる。書き上げた新作は編集長の目に留まり、連載の打診を受ける。だが、帰宅したアパートには、その後も転送され続けていた「大量の未来ジャンプ」が積み上げられていた……。

    自分のアイデアだと思っていた物が「盗作」だと気付いた哲平は、新担当の宗岡に連載しないことを告げるが、『ホワイトナイト』の連載を待っているファンのため、そして未来の『ホワイトナイト』の誕生を奪ってしまった贖罪のため、ホワイトナイトを自作として発表し続ける事を決意する。

    連載会議により連載決定した直後、漫画家デビューを目指して『ホワイトナイト』を描きためていた、本来の作者である女子高生 藍野 伊月が、哲平の前に現れる。その後、伊月は哲平のアシスタントとして、制作に関わるようになる。

    アニメ化が決定し、すべてが順調に進んでいるかに思われたある日、それまで毎週届いていた「未来のジャンプ」の転送が行われず、翌週に届いた未来のジャンプには「アイノイツキ訃報」の告知が掲載され、タイムマシンから「ホワイトナイトを継続して、イツキチャンを救って」とメッセージが届く。(1巻まで)

    連載デビューした伊月は、ホワイトナイトを押さえて1位を勝ち取るようになる。しかし、アシスタントを使わずに連載を続けていた伊月は、過労死してしまう。『時空の狭間』に呼ばれた哲平は、そこで自分が「伊月の死を止めるためのヒーロー役」であったと説明される。

    哲平は『時空の狭間のロボット』に、時を止めてもらった世界で漫画を執筆できるようにしてもらい、無限の時間を使ってアイノイツキの作品に勝とうとする。769日後には全194話のネームが完成するも、それに納得できなかった哲平は、最終的に12472日で18回も描き直しを続けて、『ホワイトナイト』を完成させる。