黒のもんもん組 3巻
クイーンズセレクション

黒のもんもん組 3巻

3巻の発売日
2020年1月1日(水)
電子書籍 1/1(水)発売
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『黒のもんもん組』3巻について

『黒のもんもん組』3巻は、2020年1月1日(水)に発売された「クイーンズセレクション」の猫十字社によるコミックスです。この巻で物語は完結します(全3巻)。

前巻の2巻(2019年12月6日発売)から約1ヶ月ぶりの新刊です。

3巻のあらすじ

クイーンズセレクション『小さなお茶会 第4巻』のご紹介でも触れましたが、『黒のもんもん組』執筆当時の猫十字社氏は、苛烈なスケジュールに追われていて、その創作活動は、想像を超える集中力が求められていました。例えば、『黒のもんもん組』の一回分の作品は、着想から絵の完成まで3日程度の余裕しかなく、猫十字社氏はもちろん、本編にも出てきますが、編集担当者も大げさでなく、「殺気」だっていました。しかし、この状況でも猫十字社氏はさまざまな常識を超えたキャラクターを捻出しています。今回主に登場するキリストとゴーダマはその典型です。まさに、神も仏も、キャラクター化していきます。ただ、面白いことに、多くのファンの皆さんが、それぞれ好きなキャラクターは何か、と問われた際、その答えは極めてマチマチである、という事実です。猛烈なエネルギーで次々に生み出されていったキャラクターたちは、それぞれの時期の読者の皆さんに、まさにそれぞれに一期一会の出会いがあったことなのだと思います。この巻には、猫十字社氏のデビュー作であるとともに、当時、白泉社が社を上げて設立した新人漫画賞であるアテナ大賞受賞作の「天使の一日」が掲載されています。この作品を一読すると、異彩を放つ天才が、まさにすい星のように出現した当時の驚きを想像することができます。 続きを読む

前の巻のおさらい(2巻・1巻のあらすじ)

2巻 2019年12月6日発売

優れたギャグ作品は、作品が生まれた同時代のさまざまな価値観の背後にある虚妄を見据え、これをさりげなく脱臼し、ついには破壊します。「黒のもんもん組」のパワーが驚異的であるのは、この優れたギャグ作品にのみ備わる特質を間違いなく具備していることに加えてさらに、その量、質の密度が極めて高い点にあります。著者はあとがきで、(いい音楽に出会って調子がいい時には)「うまくすれば言葉やシーンの三段跳びなんかもできました」と述べていますが、これは極めて控えめな表現であり、実際にお読みいただければ明らかですが、調子の良し悪しなど関係なく、猛烈な勢いで、息つく暇もなく、まさしく一コマ一コマに強烈なギャグが満ち溢れて…

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1巻 2019年12月6日発売

第一ページ目から突然に「しゃかしゃかしゃか」という擬音とともに、登場人物たちが意味なく駆け巡り(ゴキブリの走りをまねているそうです)、それを受けて「きりすとっ」という書き文字とともに人物が飛び上がります。さらにはコマの枠線を交差しながら人物たちが舞い始める……この圧倒的な展開で『黒のもんもん組』が幕を開けます。現代の私たちにとっても衝撃的な、このとてつもないセンスがなぜ生まれたのかを考えると、初出時の社会状況を参照したくなります。かつて日本は社会全体で一つの大きな価値観を共有していました。すべての人が等しく豊かになれる、という考え方で、背景には高度経済成長という日本社会の経済的発展がありました…

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各巻の紹介は出版社の商品説明から。

『黒のもんもん組』の発売日一覧

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3巻 2020年1月1日
2巻 2019年12月6日
1巻 2019年12月6日

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