宝石の国

宝石の国を試し読み

最新刊(14巻)の発売日予測

2023-12-02

発売日が確定したら Lineでお知らせ メールでお知らせ ※ 開発中

作品データ

テーマ/作風
  • バトル・アクション
  • ファンタジー
  • 擬人化
  • 設定
  • 特殊能力
  • キャラ情報
  • 異種族
  • 手法/事実情報
  • 漫画賞受賞
  • メディア化
  • アニメ化
  • ジャンル
  • 青年マンガ
  • 出版社
  • 講談社
  • 掲載誌/レーベル
  • アフタヌーン
  • 編集部からのおすすめ

    「宝石の国」は、今から遠い未来に地上の生物が絶滅し、宝石生命体が生まれる世界が舞台の作品です。28人の宝石たちが月人との戦いに臨みながら成長していく姿が描かれています。個性豊かな宝石たちの魅力や、美しい世界観、独特な設定が読者を引き込んでいます。また、繊細な画風と淡々と進む物語が特徴で、一度入り込んでしまうと止められない魅力があります。漫画としてもアニメとしても人気が高く、新しい世界と可能性を感じる作品と言えるでしょう。鉱物や宝石に興味がある方や、異世界観を楽しむことが好きな方に特におすすめの作品です。

    #綺麗な世界観 #壮大な設定 #独特な世界観 #素敵な時間 #雰囲気がたまらない #安定したシリーズ #ノリが楽しい #少年漫画の王道 #美しい世界観 #台詞が面白い

    宝石の国に似た漫画を探す

    • 既刊13巻

      ブラック・ラグーン

      サンデーGXコミックス
      (類似度:5)

      アクション満載で緊迫感溢れる漫画『ブラック・ラグーン』、主人公のロックの運命を描いた物語が魅力的です。仕事を通じて繰り広げられる裏社会の物語は緊迫感があり、登場人物たちのクールなセリフや行動が魅力的です。広江礼威先生のガンアクションは見事で、物語の展開に引き込まれます。アニメ版でも人気のある作品なので、原作も楽しめること間違いありません。オリジナルの作画やストーリー展開、キャラクターの掛け合いなど、この巻でしか味わえない魅力が満載です。読んでいるとアニメ版を思い出しながら新たな展開にワクワクします。物語に嫌味がなくすっきり読めるのも魅力の一つです。アクションが好きな方や裏社会の物語に興味がある方におすすめの一冊です。ぜひ一度手に取ってみてください。

      #バトル・アクション #ハードボイルド 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊14巻

      怪獣8号

      少年ジャンプ+
      (類似度:4)

      『怪獣8号』は、怪獣が日常的に現れる世界を舞台にしたストーリーで、主人公のカフカが突然怪獣化してしまい、怪獣討伐をする日本防衛隊の一員となるという展開が面白い作品です。

      ストーリーは明快で読みやすく、一気に引き込まれること間違いなしです。ただ、他作品との類似点が多く、オリジナリティーに欠ける部分もあるかもしれません。亜白隊長や保科副隊長など、他の作品のキャラクターに似ているところがありますが、それが作品の個性とも言えるかもしれません。

      作者の努力と知識の深さが感じられる作品であり、ヒーロー軍団と怪獣との戦いを描くという漫画家の夢を追いかける姿勢には賞賛の念を抱かずにはいられません。好感度は高く、作者の才能を見ると、今後の展開がますます楽しみです。

      『怪獣8号』は、新たなるヒーローの誕生と怪獣との激闘を描いた作品であり、怪獣ファンやアクションが好きな方にはぜひオススメしたい一冊です。楽しく読めるストーリーと緊張感あふれる戦闘シーンが魅力であり、一度手に取れば虜になること間違いありません。ぜひ、友人や知り合いにも勧めて、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

      #バトル・アクション #SF 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊23巻

      不滅のあなたへ

      週刊少年マガジン
      (類似度:4)

      『不滅のあなたへ』は、永遠の旅を描いた物語であり、主人公の少年が出会いと別れを繰り返しながら成長していく姿が描かれています。物語は深く、キャラクターたちが魅力的であり、死というテーマを巡り繰り広げられる感動的なストーリーは多くのファンを魅了しています。作者の大今良時氏による世界観やストーリーテリング、キャラクターデザインはとても素晴らしく、読んだ後には哲学的な考えを巡らせることもあります。この作品は少年マガジンでの連載が重く感じるほど、その深みや重みを持った作品です。アニメを観て原作に興味を持つ方や、アニメ版とは異なる展開やシーンを楽しみたい方にもおすすめの作品です。物語の中で描かれる出会いや成長を通じて、読者自身にも多くの気づきや感動を与えてくれるでしょう。是非、一読してみてください。

      #ヒューマンドラマ #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊42巻

      僕のヒーローアカデミア

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:4)

      「僕のヒーローアカデミア」は子供向けの作品と思われがちですが、実際には大人でも楽しめる魅力がたくさん詰まっています。主人公の成長や挫折、個性の力を通じて描かれるキャラクターたちの内面的成長は、全世代に訴えかけるストーリー展開となっています。作画の熱が伝わってくるような魅力あふれる画面も魅力の一つ。続きが気になる展開だけでなく、キャラクターたちと共に成長していく過程も楽しめる一作です。ジャンプらしさが詰まった、シンプルで面白い漫画となっており、読む度に新たな発見があって飽きずに楽しめます。ぜひ、この熱い青春ストーリーを読んでみてください!

      #バトル・アクション #ファンタジー #青春 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊24巻

      邪神ちゃんドロップキック

      COMICメテオ
      (類似度:4)

      日常系ファンタジーコメディ『邪神ちゃんドロップキック』は、魔界から召喚された邪神ちゃんと女子大生ゆりねが繰り広げるユリ系ギャグ作品。邪神ちゃんの腐れ外道な行動や、ゆりねとのコメディタッチなやり取りが楽しく、シンプルに面白い作品となっている。邪神ちゃんの必殺技「ドロップキック」をはじめ、彼女の卑怯で幼稚な行動が毎回笑いを誘い、ゆりねとの日常が展開される。表紙の邪神ちゃんの可愛らしい表情が愛らしく、キャラクターたちの魅力とギャップを楽しむことができる作品だ。アニメーションも見応えがあり、原作とアニメの双方を楽しむことができる。『邪神ちゃんドロップキック』は、笑いとドタバタが詰まった作品で、読み進める度に楽しい気持ちにさせられる。ユーモア溢れるギャグと、邪神ちゃんの魅力的なキャラクターが見どころの一つで、親しみやすい作風で幅広い年齢層に楽しんでもらえる。ぜひ、軽快なストーリーと可愛らしいキャラクターたちに触れてみてほしい。

      #ギャグ・コメディ #日常 #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊13巻

      アリスと蔵六

      RYU COMICS
      (類似度:4)

      『アリスと蔵六』は、登場人物たちの成長と絆が描かれた感動的な作品です。紗名の万能な超能力と蔵六の頑固な性格が、織り成す物語は読者を引き込みます。特に紗名の成長や人間らしさが描かれた部分は心に残ります。一方で、蔵六が徐々に脇役化される展開も興味深いところです。作品全体を通してストーリーが面白く、次の展開が気になる魅力にあふれています。登場人物たちの掛け合いや成長が描かれた本作は、読み手に深い感動と共感をもたらすこと間違いありません。是非、この作品を手に取って物語の世界に浸ってみてください!

      #バトル・アクション #職業 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊31巻

      夏目友人帳

      LaLa
      (類似度:4)

      『夏目友人帳』は、微妙な距離感と心をふるわせるハーモニーが魅力の作品です。主人公の夏目が友人たちとの関係性を通じて成長していく様子や、妖と人との狭間で揺れる姿が描かれています。作品を読み終わると、心がホッコリするほのぼのとした気持ちに包まれます。夏目と名取さんの関係性が特に胸熱で、引き込まれるストーリー展開が魅力的です。『夏目友人帳』は安定した良さと、癒しを求める方におすすめの作品です。読んでいるだけで幸せな気持ちになれる、ほっこりとした心温まる作品です。

      #癒し #ヒューマンドラマ #青春 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊34巻

      ケロロ軍曹

      角川コミックス・エース
      (類似度:4)

      漫画『ケロロ軍曹』は、地球侵略を目論むカエル型宇宙人が居候として日向家にやって来て、繰り広げるユーモラスなギャグストーリーが魅力の作品です。宇宙人たちの活躍や地球人とのほのぼのした日常シーン、パロディ要素などが絶妙にミックスされており、読み応えのある内容となっています。アニメよりもさらに面白いという声も多く、30代の方にもおすすめの作品です。また、細かいコマ割りや丸みを帯びた絵柄が見やすく、柔らかい印象を与えています。キャラクターたちの魅力的な個性や、意外な展開に爆笑しながら楽しめる良品として、一度手に取ってみる価値があります。子供向けの漫画と思われがちですが、エッチな要素や萌え部分も取り入れつつ、幅広い世代に楽しんでいただける作品となっています。戦略部隊の隊長・ケロロ軍曹を中心に展開されるストーリーは、面白さと興味深さを兼ね備えており、一度読み始めると止まらなくなること間違いありません。漫画『ケロロ軍曹』は、パロディ満載のギャグ作品として、笑いと感動を存分に楽しむことができる大推薦の作品です。

      #ギャグ・コメディ 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊13巻

      葬送のフリーレン

      少年サンデー
      (類似度:4)

      『葬送のフリーレン』は、魔王を倒した後の物語を描いた、斬新な展開のファンタジー作品です。主人公のフリーレンはエルフであり、彼女が感じる世界と他の仲間たちとの違いが描かれています。物語は静かに優しく描かれ、読む者の心を打つエピソードがたくさんあります。人間の心を求める旅を描いた作品であり、人間らしさや愛おしさを感じさせる内容となっています。

      特に、フリーレンが他の人々の言葉や行動の意味を理解していく姿は感動的で、人々が持つ想いや価値を受け継ぐことの大切さを教えてくれます。物語には涙が溢れてくるシーンも多く、じっくりと読み進めたい作品です。アニメから入った方も楽しめる内容であり、原作の漫画であれば1ページ、1コマにじっくり愉しむことができます。

      『葬送のフリーレン』は後日譚の物語であり、続きが気になる作品です。アニメや本が好きな方には特におすすめの作品で、静かな心の揺さぶりや人間らしさを感じさせるストーリーが魅力的です。ぜひ時間をかけてゆっくりと読み進めることで、作品の奥深さや魅力を存分に味わうことができるでしょう。

      #ファンタジー #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊12巻

      転生貴族の異世界冒険録

      MAGCOMI
      (類似度:4)

      転生チート系の王道作品としておすすめの漫画『転生貴族の異世界冒険録』は、テンポよくストーリーが進み、主人公のチート能力が際立つ作品です。絵柄も美しく、主人公の自重知らずな行動が笑いを誘うコミカルな展開が楽しめます。異世界ものが好きな人や、息抜きにぴったりな作品をお探しの方には特におすすめの一冊です。読んでいて飽きることなく、次々に展開が気になる作品となっています。チート系の異世界物を楽しみたい方にはぜひ一読をお勧めします。

      #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊8巻

      天地創造デザイン部

      モーニング・ツー
      (類似度:4)

      『天地創造デザイン部』は、天界のデザイン室で神様からのムチャ振りを受けてさまざまな動物がデザインされる様子が描かれる面白くてためになるコメディ作品です。キャラクターも個性豊かで、眼鏡男子や老紳士など様々なキャラクターが登場します。動物に関する興味深いトリビアや進化の失敗など、知識を深めることができる一方で笑いもたっぷり詰まっています。絵も見やすく可愛く、万人受けする絵柄となっています。

      この漫画を読めば、動物園や水族館が100倍楽しくなること間違いなし!知識を深めながら笑いも楽しめる、予想を超えて面白い作品となっています。子供から大人まで幅広い層に楽しんでいただける内容となっているため、ぜひアニメ化も含めて楽しんでみてください。漫画ファンや動物好きな方に特におすすめの作品と言えるでしょう。面白さと学びを兼ねそろえた『天地創造デザイン部』、ぜひ手に取って楽しんでみてください!

      #動物 #ギャグ・コメディ #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊23巻

      テラフォーマーズ

      週刊ヤングジャンプ
      (類似度:4)

      『テラフォーマーズ』は、全く見たことのない生物との遭遇を描いた作品で、「1巻は神。すごい。テンポもいい、絶望感もいい、バトルも面白くて、そして話も1巻で綺麗に完結されている」と言えます。1巻は今読んでも素晴らしく、何度も読み返したくなる内容です。しかし、2巻以降は群像劇になり、展開がわかりにくくなってしまったという声もあります。映画から入った方も「ハラハラドキドキしながら次の展開が気になります。次から次と人と昆虫の死闘が描かれており、とても面白い」と絶賛しています。完成されている一巻は発売から10年経っても色褪せず、漫画好きには必読の作品と言えるでしょう。『テラフォーマーズ』は超b級娯楽SFアクションとして、ハリウッド映画特撮系のような画風や場面構成、ストーリーが楽しめる作品でもあります。先輩にもぜひおすすめしたい作品です。

      #バトル・アクション #バイオレンス #SF 試し読み 似た漫画を探す
    • 全37巻(完結)

      マギ

      少年サンデー
      (類似度:4)

      『マギ』は魂と誇り、そして未来に向かって進むアリババの決断が描かれた物語です。シンドバッドが世界を変えるために動き始め、アリババは彼との対立を決意します。友情や信念、そして人間の多様性を描きながら、激動する世界に挑む登場人物たちの姿に感動します。

      登場するキャラクターたちの心の葛藤や、シンドバッドの暴走による世界の変化について描かれるストーリーは、緊迫感があり読み応えがあります。特に、アリババやアラジンの考え方に共感してしまう読者も多いようです。

      シンドバッドが持つ傲慢な王の器と、アリババやアラジン、ジュダルらが持つ人間の在り方についての対立が物語をさらに盛り上げます。人々が自由に考え、行動することの大切さが描かれており、読者も考えさせられる作品です。

      『マギ』の未来への展開に注目しながら、キャラクターたちの成長や葛藤を追いかけると、より一層物語の世界に引き込まれることでしょう。是非、シンドバッドとアリババ、そして他のキャラクターたちの戦いを体験してみてください。

      #バトル・アクション #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊11巻

      ヴァニタスの手記

      月刊ガンガンJOKER
      (類似度:4)
      #ファンタジー #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 全14巻(完結)

      シドニアの騎士

      アフタヌーン
      (類似度:4)

      おすすめの文章:

      『シドニアの騎士』は、圧倒的な世界設定と斬新なストーリーが魅力的なSF作品です。谷風長道という主人公が繰り広げる壮大な戦いに引き込まれ、一気読みしたくなること間違いなしです。宇宙もの、ロボットもの、異形ものなど、さまざまな要素がバランスよく盛り込まれており、幅広いファンにおすすめできる作品です。絵もストーリーも魅力的で、最終巻まで読んでみたいと感じさせる作品です。最初の第一巻を読んでみて、魅力を感じた方は、ぜひシリーズを追いかけてみてください。この作品は、脚光を浴びるべき優れた作品だと思います。おすすめです!

      #バトル・アクション #SF #日常 試し読み 似た漫画を探す
    • 全40巻(完結)

      七つの大罪

      週刊少年マガジン
      (類似度:4)
      #ファンタジー #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 全22巻(完結)

      MIX

      HARTA COMIX
      (類似度:4)
      #ファンタジー #バトル・アクション #料理・グルメ 試し読み 似た漫画を探す
    • 全18巻(完結)

      Dr.スランプ

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:4)
      #バトル・アクション #ギャグ・コメディ #日常 試し読み 似た漫画を探す
    • 全10巻(完結)

      ハイスコアガール

      月刊ビッグガンガン
      (類似度:4)
      #ギャグ・コメディ #ラブコメ 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊15巻

      かげきしょうじょ!!

      MELODY
      (類似度:4)
      #青春 #音楽 #演劇 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊10巻

      ケシカスくん

      コロコロコミック
      (類似度:4)
      #ギャグ・コメディ #ファンタジー #日常 試し読み 似た漫画を探す

    他の『市川 春子』の漫画一覧

    • 既刊1巻

      市川春子作品集

      アフタヌーン #ヒューマンドラマ 試し読み 似た漫画を探す
    • 愛の仮晶 市川春子イラストレーションブック

      愛の仮晶 市川春子イラストレーションブック

      []
      似た漫画を探す

    宝石の国の一覧

    概要

    『宝石の国』(ほうせきのくに)は、市川春子による日本の漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2012年12月号から連載を開始した。2021年3月号から休載していたが、2022年6月24日発売の8月号から連載を再開し、2024年6月号をもって完結した。作者の市川にとって、初の連載作品である。

    2013年の単行本第1巻(講談社アフタヌーンKC)発売時には、記念のフルアニメーションPVが作成された。同年末発表の「このマンガがすごい! 2014年」オトコ編第10位に入っている。2017年10月時点で累計発行部数は140万部を突破している。

    2017年5月19日にテレビアニメ化が発表され、同年10月から12月まで放送された。

    あらすじ

    「古代」といわれるほどの過去に「にんげん」が存在したと伝えられる遠い未来の世界。そこでは、遠い昔に6度の流星飛来のために海中に没した地上の生物の中から、「微小生物」に食われて無機物となり、長い年月を経て、宝石の体を持つ人型の生物が生まれており、28体の宝石たちは、月から襲来して宝石たちを拐っていく月人(つきじん)との戦いを繰り返しながら、残された陸地で指導者である金剛先生の元で長い時間を寄り添って暮らしていた。

    宝石の中で一番年下のフォスフォフィライトは硬度が低く脆い上に、不器用なため何の仕事もできず、役割のないことに不満に感じながらも根拠のない自信をもって明るく過ごしていたが、遂に金剛先生から博物誌作成の仕事を与えられる。フォスが意にそぐわぬ仕事にしぶしぶながらも任に就いて間もなく、仕事中の夕暮れ時に月人の襲撃を受け、夜の見回りを役割とするシンシャに助けられる。周囲に害を与える毒液を分泌するという体質故に仲間から離れて過ごし、月に拐われることさえ望むほどのシンシャの深い孤独を知ったフォスは「君にしかできない仕事を見つける」と宣言し約束とする。

    勢いで結んだ約束を果たす目処も立たないまま悪戦苦闘の日々を過ごしていたフォスは、ある日、月人が学校に落としていった巨大な殻を持つ生物に飲み込まれ、溶かされて殻の一部とされてしまう。そしてダイヤモンドの奔走とシンシャの知恵により復元され無事復活すると、自身を飲み込んだ生物と話せるようになっていた。

    殻の中にいた生物はアドミラビリス族のウェントリコスス王と名乗り、故郷の海に帰りたいとフォスを誘う。フォスと海に入った王は一族に伝わる「にんげん」が「月人・宝石・アドミラビリス」の先祖だと話す。実は王はフォスを謀っており、月人に捕らわれていた弟アクレアツスと引き換えにフォスを月人に引き渡し、その際の襲撃でフォスは両足を失ってしまう。しかし、アクレアツスが月人を撃退し、月に一族ごと捕らわれ、人質にされていたという事情を知ったフォスは王を赦す。感謝したウェントリコススは、弟の貝殻の一部からアゲートの詰まった角を与えて、フォスを陸に帰した。

    戻ったフォスは足を欠損したことでアドミラビリスのことや聞いた話の記憶をも失っていた。失った足の代わりに貝殻とアゲートをつけたフォスは皆が驚くほどの俊足となり、念願の見張りの仕事を許可されたが、一緒に組んだアメシストが月人に襲われ危機に陥る。

    アメシストは宝石の中で最強のボルツと金剛先生に救出されるが、敵を前に動けなかったフォスはひどく落ち込む。間もなく冬が訪れ、宝石たちは皆そろって冬眠に入る。しかし、フォスは戦うことのできなかった自分への悔しさで眠らずにいた。

    フォスは鍛錬を兼ねて冬の番をしているアンタークチサイトの仕事を手伝うが、流氷の囁きに騙されて両腕を奪われる。失った腕を補うための素材を求めて、フォスとアンタークは緒の浜に赴く。試しに金と白金の合金をつけてみると、合金はフォスの意志と関係なく動き出し、彼を包み込んで閉じ込める。そこへ月人が襲来し、アンタークは満身創痍となりながらも撃退するが、フォスを救出しようとした隙を突かれて破壊され、拐われてしまった。

    この事件はフォスの心に深い傷を負わせ、以降フォスは何度も、アンタークが目の前で崩れ去る悪夢を見ることになる。合金を制御できるようになったフォスは月人を容易に撃退する力を手に入れたが、悪夢を見るために眠ることもできず、罪悪感から逃れられないまま、アンタークの仕事を代わりに淡々とこなす冬を過ごした。

    春になり、冬眠から目覚めた宝石たちはフォスの変貌に驚く。戦闘力の増したフォスは、ダイヤとコンビを組んでいたボルツに望まれ試しに組むことにしたが、見回り中に巨大な新種の月人が学校を襲ってきて大騒動となり、フォスたちは苦戦する。しかし、月人は金剛先生の前で打って変わっておとなしくなり、その際に金剛が月人に「しろ」と親し気に声をかけたのを聞いたフォスは、金剛と月人の関係に疑問を持つ。シンシャから、両者の関係に全員薄々気付いていると言われたフォスは、月人についてもっと知りたいと思うようになる。

    フォスは久しぶりに目覚めた古参のパパラチアに月人と話がしてみたいと打ち明け、慎重にやるように忠告を受ける。月人研究担当のアレキサンドライトからは月人について徹底的に学ぶ。金剛を見極めようと観察するフォスは、金剛が戦いの最中に自身のかけらで月人を撃退したのを目撃し、身を削ってまで月人と戦っていることを知って混乱する。新たに図書係であったゴーストクォーツと組んだフォスは、彼の賛同もあって月人を理解するために直接的な接触を試みようとする。

    月人と接触することに気を取られ、戦闘中に動作不良になったフォスを助けようとしたゴーストは、月人の猛攻によって表面を剥がされて拐われ、内蔵されていた別の宝石があらわれる。アンタークに続き、短期間にふたりのパートナーを自分のせいで月人に奪われたフォスは錯乱してゴーストの中にいた宝石をアンタークと呼び、合金が自身を砕いてしまう。宝石たちの奮闘で落ち着きを取り戻したフォスは、ゴーストの中にいた宝石に別の名を付けることを提案し、金剛は彼をカンゴームと名付ける。そのままカンゴームと組むことになったフォスだったが、見回り中に襲撃してきた月人からカンゴームを庇い、頭部を奪われ不可動状態に陥った。カンゴームはフォスの体に、フォスとは逆に首から下を月人に奪われたラピスラズリの頭部を接続する提案をする。

    金剛はフォスにラピスラズリの頭部接合を許可する。医療担当のルチルによって施術されたフォスだったが、そのまま眠り続けることになる。102年後、長い眠りから覚めたフォスは、その日の夜、夢でラピスと邂逅し彼の知識を与えられる。こうしてまた変貌を遂げたフォスは、ウェントリコススの子孫ウァリエガツスと出会い、足の欠損とともに失っていた記憶である「にんげん」の伝説を再び教えられる。フォスはその真実について金剛に問いただすが、「答えられない」と教えてもらえない。フォスは真実を知るため月に行くことを決心し、カンゴームの協力を得て、わざと月人に拐われることで月に向かう。

    月に着いたフォスは、月人の代表者であるエクメアから思わぬ歓待を受けて戸惑い、拐われた宝石たちが粉にされ、地面に撒かれていることを教えられ愕然とする。エクメアは金剛の正体が人間に作られた機械であると明かす。金剛は祈ることで月人を無に還す役目を持つが果たしておらず、宝石を誘拐し、粉にして撒いたことも、刺激を与えて祈りを促すためだったと語る。

    フォスは金剛が月人のために祈れば宝石たちが脅かされることはなくなると考え、宝石たちが離反したと見せかける事で刺激を与えようと計画する。これを受け入れたエクメアは、監視のためフォスの左目を合成真珠に代え、宝石たちのもとに送り帰す。フォスは月から無事に帰ってきた初めての宝石として仲間から祝福を受け、計画のために彼らの月への興味をかきたてていくが、金剛はフォスに対し怪しむどころか、平然として動じる様子も見せない。フォスは計画に入れる仲間たちの目処がたったあとにシンシャを誘うが、期待に反して断られてしまう。約束の夜、フォスたちの前に迎えの月人が現れる。

    計画に乗った宝石たちを連れ、フォスは月へと戻った。しかしフォスの思惑は外れ、この裏切り行為に傷ついたのは金剛ではなく、それぞれが愛する者に置き去られた宝石たちだった。この事態に金剛は宝石たちを集めると、システム上の制限を受けながらも自分の正体と学校の成り立ちについて明かす。また、現在の状況は自身の身勝手から作り上げられた歪で稚拙なものであり、皆を救い出そうとするフォスの目的は正しいとして、宝石たちが全員月に向かうよう促した。しかしユークレースは金剛と新たに対等な関係を築く道を提案し、最終的に金剛も承諾する。

    月ではエクメアの処置により、パパラチアが完全な形で復活した。しかし粉にされた仲間のうち、硬度5以下のものを復活させる技術は無く、アンタークが戻らないと知ったフォスは、そのショックから精神に変調をきたし始め、見かねたカンゴームは自分をアンタークとして偽装させるようエクメアに要求する。しかしその意思がゴーストの存在に縛られてのものであることをエクメアに見抜かれ、自由を求めて瞳の光彩に残ったゴーストを取り除く処置を受ける。

    エクメアは、宝石たちが金剛を慕い、守ろうとするのは、無思慮な人間による破壊を免れるべく「愛の装甲」と呼ぶべき機能を備えているためだと語る。フォスは仲間の復活の対価として金剛に夜襲をかけることになるが、自我を確立し始めたカンゴームに補佐役を断られ、イエロー、パパラチアと共に地上の宝石たちと交戦。フォスはボルツと闘いながら、争いの原因は金剛にある、みんなのためだと説得するが、ボルツはその言葉を卑怯だと返す。イエローは闘いを放棄し、フォスを庇ったパパラチアはシンシャの毒を浴び、フォスはボルツに体を両断されて倒れる。ユークレースはフォスを理解し、受け入れようと言葉をかけるが、その時月人を引き連れたカンゴームが現れフォスの頭を砕き、3人を回収して去ってしまった。

    カンゴームの行動は周囲を気遣ってのものだったが、エクメアは心配のあまり強く叱責する。二人はすでに互いを想い合う恋人同士となっていた。一方フォスは自分の立場に悩み、自壊するほど情緒不安定となる。イエローは無気力に陥り、パパラチアは復活の目途が立たずにいた。

    フォスはカンゴームと再会し、救出を感謝するが、カンゴームからはこれまでの関係を否定され、また仲間を振り回し、傷つけているとして思い上がりや傲慢さを指摘される。責任を感じたフォスは他の仲間に謝罪し、次は武器を持たずに一人で金剛を説得に行くと告げる。

    宝石たちが訪れたことで活力を得た月人たちは、新しい文化や研究の成果を上げつつあった。エクメアとカンゴームは結婚式をあげ、以降カンゴームは月人の「姫」として豪奢な暮らしを送るようになる。エクメアと愛情を確認しあったカンゴームは、ともに無に行くことを決意する。

    粉にされた宝石たちの復活も進みつつある中、フォスは単独非武装で地上を訪れるが、警戒したボルツに体を割られ、捕らわれの身となる。フォスは檻の中から金剛に祈りを懇願し、その願いは初めて資格認証を突破するが、金剛は自らに致命的な不具合があり、祈ることができないと告げる。フォスは再度祈りを乞おうとするが、思わず差し伸べた手を攻撃と見なされ、ボルツの鞭で粉々にされてしまう。フォスの身体は安全のためだとしてシンシャの提案によりバラバラにされ埋められる。220年後、フォスのことが忘れられた時に金剛はフォスを組み立てた。フォスは金剛に祈れと迫る。

    フォスは金剛の合掌を押さえつけて強制的に祈らせ、月人たちはようやく無に行けると沸き立つ。エクメアは金剛が今まで祈らなかった理由を、故障により力の制御ができず、ひとたび祈れば月人だけでなく、アドミラビリスや宝石も無に帰してしまうためであり、宝石への執着が故障の原因であり、また金剛に自我を発生させたと語った。

    祈りは成就するかと思われたが、あと一歩のところで異常を察した宝石たちが冬眠から目覚めて駆け付け、フォスはかろうじてその場を脱出、そこへパパラチアがあらわれ、自分の体と引き換えにフォスを月に帰らせる。エクメアはフォスの修復にあたり、宝石たちによりバラバラにされ埋められていた200年の記憶を重点的に修復するよう命じる。修復されたフォスは錯乱状態になり、金剛はまだ自分を愛しているので必ず祈る、次は邪魔をする宝石たちをすべて粉にすると狂気じみた言動をする。錯乱状態で復活したフォスは、ダイヤモンドを唆して焚きつけ、アレキサンドライトとベニトアイトを伴って地上へと向かった。

    宝石たちが新しく決めた金剛の誕生日を祝ったその夜、フォスたちは地上を訪れた。ダイヤモンドたちはそれぞれの敵と対決、相討ちとなる。そのころ、カンゴームは醜く成り果てたフォスを人間のようであると嘲笑し、エクメアに人間を作ることをやめて正解だと言う。エクメアはカンゴームに金剛を祈らせるためにフォスを利用し、秘かに人間として仕立て上げるよう操作していたことを告白し、金剛の致命的な故障を乗り越えるため、フォスには人間を超えてもらうと語る。

    地上に降りたフォスは生き残った宝石たちを次々に砕き、シンシャをも自らの手にかける。フォスは改めて金剛に祈ってほしいと訴えるが、不具合を理由に断られると、金剛をも襲う。金剛は「一心に幸福を祈りなさい」の言葉を残して壊れる。地上に来たエクメアはフォス以外すべての宝石を回収して帰還。月では宝石を月人化する機械が開発され、宝石たちと金剛は自ら望んで月人となり、月と地上の戦いはここに終わりを告げた。かつて宝石だった者たちは、富に満ちた月で享楽に溺れる日々を謳歌する。

    かつて金剛が持っていた能力は、フォスが受け取った目を通じてインストールされるが、完全移行までは1万年かかる。フォスは完全な神となるまでの間、かつて人類が迎えた破滅の記憶を見続けながら、苦しみの1万年を過ごすことになった。1万年後、さらに変貌を遂げたフォスのもとに月人たちが集まり平伏する。万能の存在となったフォスは「初めからずっとひとりだった」と語り、月人の悲願だった「すべてを無にする」を祈りの力で叶える。全ての生物は消え失せフォスひとりが残された。

    無数の月日が流れたある日、フォスは地上に新たに生まれた岩石生命体を発見。複数の岩石生命体と交流するうち、フォスは自分の中に「人間」が残存していることに気付き慄然とする。そこへ金剛の兄が現れる。兄はフォスの体に人間は残存していないと分析。わずかに残ったフォスフォフィライトの破片は月人からフォスの本来の純粋さがあるから残すよう命じられているという。兄はフォスと岩石たちに人間が消滅するまでの歴史を語る。それから3万年後、水星が太陽に飲み込まれる。地上の気温も急上昇するが、月人が用意した脱出ポッドが起動。兄や岩石たちが乗り込むが、フォスは人間の根絶という目的のため乗船を拒否。兄はフォスからフォスフォフィライトの破片を抜き取り外宇宙へ脱出する。

    フォスは軽やかな気持ちで太陽系とともに燃え尽きる。抜き取られたフォスの破片は粉々になったが、その一つが生命を宿していることに気づいた皆は「一番小さい弟」として迎えいれる。脱出ポッドは燃料切れで近くの星に不時着する。さらに時は流れ、兄と石ころたちは移住した星で平穏に暮らしていた。小さなフォスは宇宙に散った自分の分身が彗星となり「だれかのきぶんをあかるくしてるといいな」と願う。