七つの大罪 【完結】

七つの大罪を試し読み

作品データ

テーマ/作風
  • ファンタジー
  • バトル・アクション
  • 設定
  • 冒険
  • 特殊能力
  • キャラ情報
  • 仲間
  • 手法/事実情報
  • 漫画賞受賞
  • メディア化
  • アニメ化
  • ジャンル
  • 少年マンガ
  • 出版社
  • 講談社
  • 掲載誌/レーベル
  • 週刊少年マガジン
  • 七つの大罪に似た漫画を探す

    • 既刊35巻

      結界師

      少年サンデー
      (類似度:7)
      #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊23巻

      不滅のあなたへ

      週刊少年マガジン
      (類似度:6)

      『不滅のあなたへ』は、永遠の旅を描いた物語であり、主人公の少年が出会いと別れを繰り返しながら成長していく姿が描かれています。物語は深く、キャラクターたちが魅力的であり、死というテーマを巡り繰り広げられる感動的なストーリーは多くのファンを魅了しています。作者の大今良時氏による世界観やストーリーテリング、キャラクターデザインはとても素晴らしく、読んだ後には哲学的な考えを巡らせることもあります。この作品は少年マガジンでの連載が重く感じるほど、その深みや重みを持った作品です。アニメを観て原作に興味を持つ方や、アニメ版とは異なる展開やシーンを楽しみたい方にもおすすめの作品です。物語の中で描かれる出会いや成長を通じて、読者自身にも多くの気づきや感動を与えてくれるでしょう。是非、一読してみてください。

      #ヒューマンドラマ #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊14巻

      葬送のフリーレン

      少年サンデー
      (類似度:6)

      『葬送のフリーレン』は、魔王を倒した後の物語を描いた、斬新な展開のファンタジー作品です。主人公のフリーレンはエルフであり、彼女が感じる世界と他の仲間たちとの違いが描かれています。物語は静かに優しく描かれ、読む者の心を打つエピソードがたくさんあります。人間の心を求める旅を描いた作品であり、人間らしさや愛おしさを感じさせる内容となっています。

      特に、フリーレンが他の人々の言葉や行動の意味を理解していく姿は感動的で、人々が持つ想いや価値を受け継ぐことの大切さを教えてくれます。物語には涙が溢れてくるシーンも多く、じっくりと読み進めたい作品です。アニメから入った方も楽しめる内容であり、原作の漫画であれば1ページ、1コマにじっくり愉しむことができます。

      『葬送のフリーレン』は後日譚の物語であり、続きが気になる作品です。アニメや本が好きな方には特におすすめの作品で、静かな心の揺さぶりや人間らしさを感じさせるストーリーが魅力的です。ぜひ時間をかけてゆっくりと読み進めることで、作品の奥深さや魅力を存分に味わうことができるでしょう。

      #ファンタジー #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊15巻

      怪獣8号

      少年ジャンプ+
      (類似度:5)

      『怪獣8号』は、怪獣が日常的に現れる世界を舞台にしたストーリーで、主人公のカフカが突然怪獣化してしまい、怪獣討伐をする日本防衛隊の一員となるという展開が面白い作品です。

      ストーリーは明快で読みやすく、一気に引き込まれること間違いなしです。ただ、他作品との類似点が多く、オリジナリティーに欠ける部分もあるかもしれません。亜白隊長や保科副隊長など、他の作品のキャラクターに似ているところがありますが、それが作品の個性とも言えるかもしれません。

      作者の努力と知識の深さが感じられる作品であり、ヒーロー軍団と怪獣との戦いを描くという漫画家の夢を追いかける姿勢には賞賛の念を抱かずにはいられません。好感度は高く、作者の才能を見ると、今後の展開がますます楽しみです。

      『怪獣8号』は、新たなるヒーローの誕生と怪獣との激闘を描いた作品であり、怪獣ファンやアクションが好きな方にはぜひオススメしたい一冊です。楽しく読めるストーリーと緊張感あふれる戦闘シーンが魅力であり、一度手に取れば虜になること間違いありません。ぜひ、友人や知り合いにも勧めて、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

      #バトル・アクション #SF 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊31巻

      灼熱カバディ

      裏サンデー
      (類似度:5)

      「灼熱カバディ」は、スポーツ嫌いだった元サッカー有名選手がカバディに挑む姿を描く熱いスポーツ漫画です。初めはバカにしていたカバディだったが、その激しい競技に魅了されていく様子が描かれています。

      この作品は、スポーツ漫画としての要素をしっかりと持ちながらも、熱い展開や面白いキャラクター、そしてサブタイトルのユーモアも兼ね備えています。特に、「才能」と「努力」のバランスが見事に描かれており、熱い情熱や思いの強さが物語を盛り上げています。

      読めば一気に引き込まれる面白さがあり、スポーツ漫画ファンにもオススメです。カバディの真の魅力を知り、燃えるような情熱を感じたい方に特におすすめの作品です。ぜひ手に取ってみてください!

      #スポーツ #青春 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊42巻

      僕のヒーローアカデミア

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:5)

      「僕のヒーローアカデミア」は子供向けの作品と思われがちですが、実際には大人でも楽しめる魅力がたくさん詰まっています。主人公の成長や挫折、個性の力を通じて描かれるキャラクターたちの内面的成長は、全世代に訴えかけるストーリー展開となっています。作画の熱が伝わってくるような魅力あふれる画面も魅力の一つ。続きが気になる展開だけでなく、キャラクターたちと共に成長していく過程も楽しめる一作です。ジャンプらしさが詰まった、シンプルで面白い漫画となっており、読む度に新たな発見があって飽きずに楽しめます。ぜひ、この熱い青春ストーリーを読んでみてください!

      #バトル・アクション #ファンタジー #青春 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊30巻

      呪術廻戦

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:5)

      この漫画『呪術廻戦』は、類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁が病床に伏せる祖父を見舞う日々から始まります。学校で封印が解かれた呪物によって化物が現れ、虎杖は取り残された先輩を救うために校舎へ乗り込みます。物語はそこから展開し、虎杖と仲間たちが様々な敵と戦いながら成長していく姿が描かれます。

      読み返してみると、初登場時の宿儺の性格の変化や、虎杖の身体能力の描写がギャグ要素と組み合わされている点に注目が集まります。全巻読んでみても面白く、集英社ポイントバックのキャンペーンをきっかけに全巻を一気に購入してしまったというファンも多いようです。友人に薦められたり、アニメとは違う楽しみ方があったりと、様々な要素から人気を集めています。

      特に五条の圧倒的な強さや、真人という醜悪な敵キャラクターの魅力など、様々な要素が読者を引き込んでいます。交流戦開始や東堂の活躍など、ストーリーも盛り上がりを見せており、次々と読者を驚かせる展開が待っています。

      『呪術廻戦』はアニメとは異なる楽しみ方があり、漫画ならではの魅力を存分に楽しめる作品と言えます。面白さや緊張感、仲間たちの成長など、様々な要素が絶妙に組み合わさっています。ぜひこの機会に一度手に取ってみて、虎杖たちの戦いに引き込まれてみてはいかがでしょうか?

      #バトル・アクション #ダーク 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊33巻

      ブルーロック

      週刊少年マガジン
      (類似度:5)

      『ブルーロック』は、2018年W杯を機に日本代表の課題である「エースストライカー」不在に焦点を当てたサッカー漫画です。
      主人公・潔世一は無名の高校生のエゴイストFWで、300人の若手選手が集められる育成寮"ブルーロック"で、己のエゴを爆発させながら最強のストライカーを目指します。
      見どころは、主人公の失敗から始まるストーリー展開で、サッカー経験者からも共感される本質を突いた描写が注目されています。
      斬新なサッカーの形や過激さ、さらには女性オタク向けの要素が取り入れられているため、幅広い層から楽しめる作品となっています。
      キャラクターの個性や作画も魅力的で、アニメ化されても多くのファンを魅了しています。
      『ブルーロック』は、サッカーがテーマではありますが、オタク文化や個性豊かなキャラクター、斬新なストーリー展開が組み合わさって、新しい楽しみ方を提案してくれる作品と言えるでしょう。

      #スポーツ 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊22巻

      アルスラーン戦記

      別冊少年マガジン
      (類似度:5)

      『アルスラーン戦記』は、大陸公路の強国「パルス」の王子・アルスラーンの物語が描かれる歴史ファンタジー作品です。アルスラーンは頼りないと言われる王子ですが、遠国からの侵攻により初陣を迎えることになります。その戦いの中で、アルスラーンは成長し、仲間と共に困難を乗り越えていく姿が描かれています。

      登場人物たちの駆け引きや戦略が面白く、周囲の思惑や欲望が物語を盛り上げます。荒川弘×田中芳樹のタッグによる作品であり、状況や人物の描写に深みを感じることができます。ファンタジー系RPGのような世界観が楽しめる作品であり、8巻あたりから一層おもしろさが増していくとの声も。

      一方で、画質に関しては十分なものであるものの、見開きページの処理が甘く、違和感を覚える部分もあるとの指摘もあります。また、原作を読んだことがない方や田中芳樹作品に手を出しにくい方にもおすすめの作品であり、キャラクターたちの個性に溢れた世界観が魅力的です。

      ストーリー展開やキャラクターの成長、駆け引きの面白さなど、『アルスラーン戦記』は安定して面白いと評価されています。シリーズとして購入している人も多いほどの作品であり、アルスラーンや仲間たちがどのようにピンチを乗り越えるのか、さまざまな期待が寄せられています。『アルスラーン戦記』は、世界観やキャラクター設定、ストーリー展開など、幅広い要素が組み合わさった魅力的な作品と言えるでしょう。

      #バトル・アクション #ヒューマンドラマ 試し読み 似た漫画を探す
    • 全13巻(完結)

      武装少女マキャヴェリズム

      角川コミックス・エース
      (類似度:5)

      おすすめの文章:
      鮮やかなカラーページで描かれる女の子たちの凛々しさと可愛さ、そして頼れてかっこいいヒーローとしての男主人公の存在が魅力的な『武装少女マキャヴェリズム』。バトルシーンはこだわりが感じられ、読んでいて楽しい作品です。Kindle版としても使いやすく、特にiPadの液晶で涼しげなカラーページを楽しむことができます。ギャグ要素も満載で、重すぎず楽しめる作品となっています。続編も展開され、さらに魅力が増しています。女子たちの戦いや強キャラたちの新たな戦いで目が離せない展開が待っています。全体的に、読者が求める要素をシンプルに提供してくれる作品で、安定感とともに色々な要素を楽しめる作品となっています。『武装少女マキャヴェリズム』は、学園モノとバトルを組み合わせた面白い作品で、自由を愛する主人公と出会うことで、読者も冒険に興奮すること間違いなしです。

      #バトル・アクション #ラブコメ 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊7巻

      ドリフターズ

      ヤングキングアワーズ
      (類似度:5)
      #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊23巻

      テラフォーマーズ

      週刊ヤングジャンプ
      (類似度:5)

      『テラフォーマーズ』は、全く見たことのない生物との遭遇を描いた作品で、「1巻は神。すごい。テンポもいい、絶望感もいい、バトルも面白くて、そして話も1巻で綺麗に完結されている」と言えます。1巻は今読んでも素晴らしく、何度も読み返したくなる内容です。しかし、2巻以降は群像劇になり、展開がわかりにくくなってしまったという声もあります。映画から入った方も「ハラハラドキドキしながら次の展開が気になります。次から次と人と昆虫の死闘が描かれており、とても面白い」と絶賛しています。完成されている一巻は発売から10年経っても色褪せず、漫画好きには必読の作品と言えるでしょう。『テラフォーマーズ』は超b級娯楽SFアクションとして、ハリウッド映画特撮系のような画風や場面構成、ストーリーが楽しめる作品でもあります。先輩にもぜひおすすめしたい作品です。

      #バトル・アクション #バイオレンス #SF 試し読み 似た漫画を探す
    • 全45巻(完結)

      ハイキュー!!

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:5)

      燃える青春ストーリー!!バレーボールに魅了された日向翔陽が烏野高校バレー部に入部し、チームと共に成長していく姿が描かれる『ハイキュー!!』。熱い試合やキャラクターの成長、友情、努力、勝利まで、全てが詰まった作品です。アニメや映画も大ヒットし、人気爆発中!バレーボールが好きな方もそうでない方も、きっと楽しめるはずです。原作もアニメもおすすめ!読んだり見たりするだけで胸が熱くなる作品です♪

      #スポーツ #青春 #感動 試し読み 似た漫画を探す
    • 全5巻(完結)

      海獣の子供

      IKKIコミックス
      (類似度:5)
      #ヒューマンドラマ #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
    • 全22巻(完結)

      天上天下 モノクロ版

      ウルトラジャンプ
      (類似度:5)

      凪宗一郎とボブ牧原が繰り広げる爆拳(ナックル・ボム)というケンカ屋での物語、『天上天下 モノクロ版』。このマンガは10年以上も続く連載で、その特徴は作者の趣味が作品に反映されている点です。歴史やお城、戦国時代など、作者の興味が作品に息づいているため、一貫性が乏しいと評されることもあります。しかし、画力に関しては卓越しており、細部まで緻密な描写が見事です。特に機械や生き物の描写において、作者の才能が光る作品となっています。登場するキャラクターたちの魅力も十分で、特にエンマの拷問シーンなど、緊張感を漂わせるシーンも見どころの一つとなっています。物語は20巻までに佳境へと進んでおり、先が気になる展開が続いています。絵を楽しむだけでも十分価値のあるマンガであり、本作の魅力を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。

      #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 全22巻(完結)

      天上天下 カラー版

      ウルトラジャンプ
      (類似度:5)
      #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊28巻

      ワールドトリガー

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:5)

      修と遊真の出会いから始まる異世界SFアクション漫画『ワールドトリガー』は、緻密に描かれた設定と個性豊かなキャラクターが魅力的です。物語の展開は面白く、読み進めるうちに一気に読みたくなってしまうほど引き込まれます。特に黒トリガー争奪戦などの緊迫したシーンは目が離せない展開で、キャラクターたちの成長や戦いを追いかける楽しさを味わえます。また、今回再開された連載も待望されており、アニメ化もされている作品なので、多くの人にオススメしたい作品です。丁寧に描かれた絵柄やキャラクターの個性も魅力的で、SFアクションが好きな方にはぜひ一度読んでほしい作品です。修や遊真、迅さんなど魅力的なキャラクターたちの活躍に目が釘付けになること間違いなしです。読み始めると、どんどんストーリーに引き込まれてしまうので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

      #バトル・アクション #SF 試し読み 似た漫画を探す
    • 全21巻(完結)

      暗殺教室

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:5)
      #ミステリー・サスペンス #ギャグ・コメディ #青春 試し読み 似た漫画を探す
    • 全4巻(完結)

      ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流

      週刊少年ジャンプ
      (類似度:5)
      #バトル・アクション #バイオレンス 試し読み 似た漫画を探す
    • 全22巻(完結)

      ARMS

      少年サンデー
      (類似度:5)
      #バトル・アクション #SF #ヒューマンドラマ 試し読み 似た漫画を探す
    • 全24巻(完結)

      夢喰いメリー

      まんがタイムきららフォワード
      (類似度:5)
      #ファンタジー #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す

    他の『鈴木 央』の漫画一覧

    • 既刊20巻

      黙示録の四騎士

      週刊少年マガジン #バトル・アクション #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
    • 全8巻(完結)

      新装版 ライジング インパクト

      週刊少年ジャンプ #スポーツ #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 全10巻(完結)

      ライジング インパクト

      週刊少年ジャンプ #スポーツ #ヒューマンドラマ 試し読み 似た漫画を探す
    • 全3巻(完結)

      僕と君の間に

      ウルトラジャンプ #ファンタジー #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
    • 全4巻(完結)

      Ultra Red

      週刊少年ジャンプ #スポーツ #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す

    七つの大罪の一覧

    概要

    七つの大罪(ななつのたいざい、ラテン語: septem peccata mortalia、英: seven deadly sins)は、キリスト教の西方教会、おもにカトリック教会における用語。ラテン語や英語での意味は「七つの死に至る罪」だが、罪そのものというより、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指すもので、日本のカトリック教会では七つの罪源(ななつのざいげん)と訳している。

    歴史

    七つの大罪(七つの罪源)は、4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作『修行論』に八つの「人間一般の想念」として現れたのが起源である。キリスト教の正典である聖書の中で七つの罪源について直接に言及されてはいない。八つの想念はエヴァグリオスによると、下記のとおりである。

    「貪食」

    「淫蕩」

    「金銭欲」

    「悲嘆(心痛)」

    「怒り」

    「アケーディア(嫌気、霊的怠惰)」

    「虚栄心(自惚れ)」

    「傲慢」

    それを5世紀の初め(420年頃-430年頃)にカッシヌアスが「八つの主要な悪徳」としてラテン語世界へ伝えた。一覧の四番目と五番目が入れ替わり、順序が<1>貪食、<2>淫蕩、<3>金銭欲(強欲)、<4>怒り、<5>悲しみ、<6>倦怠、<7>虚栄、<8>高慢、となった。

    6世紀後半には、グレゴリウス1世(540年頃-604年)がその内の「高慢」をすべての悪の根として別格扱いとし一覧から外し、高慢から生まれる「七つの主要な悪徳」として次のものを挙げた。<1>虚栄、<2>嫉妬、<3>怒り、<4>悲嘆、<5>強欲、<6>腹の貪食、<7>淫蕩、である。カッシアヌスの伝えた一覧の「怠惰(アケーディア)」は「悲嘆」に含めてまとめられ、新たに「嫉妬」が加わった。順序は「虚栄」が先頭に移動し、次に「嫉妬」が加わり、「貪食」、「淫蕩」が最初から最後に移動した。グレゴリウスの一覧は、精神的なものが前に、身体的、物質的な悪徳が後ろに並んでいるのが特徴である。

    13世紀のトマス・アクィナス(1225年-1274年)も、その著作の中で、キリスト教徒の七つの枢要徳と対比する形で七つの「枢要悪」をあげている。<1>虚栄(inanis gloria)<2>嫉妬(invidia)<3>倦怠(acedia)<4>怒り(ira)<5>強欲(avaritia)<6>貪食(gula)<7>淫蕩(luxuria)となっており、グレゴリウスが外した怠惰(アケーディア)が悲嘆に代わって復活している。