ラシャーヌ! 【完結】

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作品データ

テーマ/作風
  • ミステリー・サスペンス
  • ギャグ・コメディ
  • 手法/事実情報
  • 短編集
  • ジャンル
  • 少女マンガ
  • 出版社
  • 白泉社
  • 掲載誌/レーベル
  • 花とゆめコミックス
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    ラシャーヌ!の一覧

    概要

    『ラシャーヌ!』は、魔夜峰央による日本の漫画作品。1978年から1989年にかけて花とゆめをはじめ、白泉社の刊行する複数の漫画雑誌に不定期に掲載された発表された。

    怪奇漫画を中心に活躍していた魔夜が、後年のヒット作『パタリロ!』(発表は本作と同年)などのギャグ漫画路線に転身した最初の作品。

    概要

    破壊的な性格を持ち、異常に惚れっぽいインドに住む美少年ラシャーヌが、自身の恋やイタズラで周囲を巻き込んで大騒動した挙げ句に、意中の相手にフラれるというのが毎話の主な展開である。

    このシリーズは白泉社が刊行する複数の漫画雑誌に不定期に掲載されたため、厳密には連載とは言いがたい面を持つ(掲載誌は『花とゆめ』・『花とゆめ増刊号』・『別冊花とゆめ』・『LaLa』・『月刊コミコミ』など)。他方、基本的に短編連作の体裁であるため、キャラクターさえ把握していればシリーズの前後の流れはほとんど無視できる。1989年以降は新作が発表されていないが、シリーズ終了が明確に提示された事はない。詳細はエピソードの節を参照。

    作者曰く、「最初は、兄を殺した組織に少年ビシューヌが復讐していくというシリアスな設定だったのだが、何をどう間違ったのかあんなことになってしまった」とのこと。原案がまとまらず締切も近づいた際、本屋で立ち読みした雑誌に掲載されていた笠太郎の漫画を読みコメディ路線へ転換し、その帰り道の10分でエピソード1『カイヌンの眼』のストーリーを練り上げたとインタビューで語っている。

    番外編として、メインストーリーから7年後の、主人公ラシャーヌが結婚し産まれた子供ビショーネとの日々を描く『PaPaラシャーヌ!』も存在する(1991年〜1992年に白泉社の『花曜日』にて掲載)。

    後年の魔夜峰央のヒット作『パタリロ!』にもラシャーヌは複数回出演しており、本作の作中にも同作のキャラクターやそれを模したキャラクターが出演する。花とゆめ1980年11号では本作のエピソード7『桜の国から』と『パタリロ!』の『スターダスト』が、連続したページではないもののストーリーを共有しており互いに両作のキャラクターが登場する。

    なお、主人公の容貌と性格を受け継いだキャラクター朝野昼馬が、別作品『クレプスキュール -逢魔が刻-』・『トワイライト -大禍刻-』に登場している。

    2014年の『別冊花とゆめ』12月号では、『別花×花ゆめトリビュートコミックwith魔夜峰央』と題した付録が付属し、1992年以来22年ぶりとなる描き下ろし『パタリロとラシャーヌがパリでランデブー』が発表された。

    2023年に魔夜峰央のデビュー50周年を記念し、愛蔵版が全3巻で刊行された。最新のデジタル技術を駆使し、雑誌掲載時の本文カラーの再現が行われている。エピソード1〜30と『PaPaラシャーヌ!』、『パタリロとラシャーヌがパリでランデブー』ほか、単行本や文庫には収録されなかったイラストや作者インタビューが収められる。