幽玄漫玉日記 【完結】

幽玄漫玉日記を試し読み

作品データ

テーマ/作風
  • 職業
  • ギャグ・コメディ
  • ジャンル
  • 青年マンガ
  • 出版社
  • KADOKAWA
  • 掲載誌/レーベル
  • ビームコミックス
  • 編集部からのおすすめ

    原宿で店舗を出店するまでの、漫画家が社長業との二足のわらじを履いて奮闘する姿が描かれた『幽玄漫玉日記』は、ファミ通よりもさらに面白く、日常の描写が作者特有の魅力を増しています。シリーズ全般に渡る鬱病の描写もありますが、読んでいて辛く感じることはなく、むしろ玉吉先生の葛藤や作家性が美しくも恥ずかしいほどに表現されている点が素晴らしいと評価されています。また、懐かしさも感じさせ、作者の独特の雰囲気が万人受けしないところが魅力となっています。新作が楽しみな漫画で、何度読んでも面白いと評価されています。是非、シリーズを通して読み進めることをお勧めします。

    幽玄漫玉日記に似た漫画を探す

    他の『桜 玉吉』の漫画一覧

    • 既刊2巻

      防衛漫玉日記

      ビームコミックス 試し読み 似た漫画を探す
    • 全3巻(完結)

      御緩漫玉日記

      ビームコミックス

      『御緩漫玉日記』は、桜玉吉先生の唯一無二のユニークな作風が光る日記漫画シリーズです。ファミ通「しあわせのかたち」のファンである私も、玉吉先生の作品を読んできて最高に面白いと感じました。

      玉吉先生の作品は、初見の方にも魅力的なエンターテイメント性があります。一見さんお断り度が増して、非常に難解な部分もあるかもしれませんが、過去の漫画を知っている人には惹き込まれること間違いありません。日常の些細な出来事や玉吉先生と女性アシさんとの情事(?)など、様々な要素が混ざり合った作品は、読む価値があります。

      『漫玉』シリーズは、玉吉先生の独特な作風やエンターテイメント性が存分に楽しめる作品です。特に、ムカデちゃんやエロスと哀愁漂うダメおやじっぷりなど、個性豊かな要素が詰まっています。以前の作品が好きな方にも、新たな魅力を発見できること間違いなしです。

      『御緩漫玉日記』は、玉吉先生の魅力がギュッと詰まったおすすめの日記漫画です。視野が広がり、笑いと感動を同時に味わえる内容は、漫画ファンなら必見です。是非、楽しい時間を過ごしてみてください!

      #ギャグ・コメディ 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊3巻

      日々我人間

      文春e-book #エッセイ 試し読み 似た漫画を探す
    • 既刊2巻

      しあわせのかたち 愛蔵本 3巻

      ビームコミックス #ギャグ・コメディ 試し読み 似た漫画を探す

    幽玄漫玉日記の一覧

    概要

    『幽玄漫玉日記』(ゆうげんまんたまにっき)は、桜玉吉作のギャグ漫画。「漫玉日記」シリーズの第2作。著者の単行本としては最長の6巻。

    概要

    『月刊コミックビーム』1998年1月号より連載開始。前作『防衛漫玉日記』の連載終了後、桜玉吉は病院で軽いうつ病と診断される。漫画家という孤独な仕事にその原因があると考えた玉吉はペンを擱くことを決心する。しかし担当編集者であるヒロポンの「何でも独力でやろうとし過ぎる。もっと組織的な活動をすべきである」とのまじめな説得に思いとどまり、漫画家活動のための有限会社設立を決めるのだった。

    『防衛漫玉日記』とほぼ同じ日記漫画の形式をとる内容だが、この頃より鬱の症状及びそれに伴う前衛的な表現が出始め、通常のエッセイ漫画形式の内容から、個人の独白のような内容が出始める。画風もデフォルメタッチの表現から、水彩画まで幅広くあり、終盤は後の『御緩漫玉日記』に繋がる現実と虚構が交錯する独特の内容となっており、一部において高い評価を得た。