3巻
1997年4月30日発売
第1話…徳田の店に20代のころから大ファンだった渚エリカが、偶然にラーメンを食べにきた。以来、何度も店を訪れ、彼女のアイデアから「渚ラーメン」という人気商品も生まれた。しかも酒のうえのこととはいえ、一度だけ体の関係も……。エリカのためならなんでもでする決心を固めた徳田は、彼女が犯してしまった殺人の罪をかぶり服役する。出所後、徳田は行方不明のエリカを捜し出すが、彼女はすでに老人性の痴呆症で、徳田のことを覚えていなかった。だが彼女は「渚ラーメン」の味だけは忘れていなかった。
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2巻
1996年12月19日発売
群馬県の市立博物館に学芸員として勤務する国分みゆきは、仕事上の必要から、本を探しにやってきた神田古書街で、現在はリタイアした73歳の建築家、北村修一と知り合う。友達のアパートに泊まるつもりだったが、都合が悪いと断わられ、やむなく鎌倉にある北村の家に一泊。その後、鎌倉で一緒に食事をしたりと、みゆきは同年代の男性にはない魅力を北村に感じはじめていた。だが北村の家で飲み過ぎて膝枕で寝入ってしまったとき、彼が・男・であったことを再確認して、なんとなく気まずくなってしまう。しばらくして、みゆきに北村から郵便物が届いたのだが、差出人の住所は病院になっていた。
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