ひとひとがみ日々 1巻
人の姿をした神と物の怪。その不思議日常譚 時は現代。ミツカド山の麓のある廃村に暮らす者たちがいた。彼らはすべて神――そう、人の姿をした神だった。その神たちに売る品物を背負ってやってくる物の怪もいれば森の中でうごめく怪しい物の怪もいる。菊の神、大石の神、蔵の神、屋根の神、大杉の神……人の体を持つ神たちと、闇にうごめく物の怪たちの仄暗くも優しい日々の物語、開幕。 【編集担当からのおすすめ情報】 不気味さと可笑しみ、妖しさと微笑ましさ、不穏と安穏……相反する要素が同居する摩訶不思議な世界を、独特の優しさで紡ぐ。新鋭・古山フウの異色コミックです。 続きを読む