衛府の七忍 【完結】

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作品データ

編集部からのおすすめ

『衛府の七忍』は、戦国乱世を舞台にした物語である。主人公たちが怨身忍者として活躍する姿は非常に迫力があり、読者を引き込むこと間違いなしの作品と言える。登場するキャラクターも個性豊かで、物語の展開がどのように進んでいくのかが気になる要素となっている。

作者の独自の世界観や宗教観が描かれたこの作品は、圧倒的かつ問答無用の芸術作品として高く評価されている。凄い人物と言われる作者の手腕によって生み出された物語は、読者に多くの感動や興奮を与えてくれることだろう。

『衛府の七忍』は、前作とはまた異なるエンターテイメント性を持っており、ストイックな要素とは一線を画す作品として成立している。そのため、前作のファンである人も新たな面白さを見出すことができるであろう。

物語の展開やキャラクターの成長、作者の描く世界観など、さまざまな要素が読者を引き込んでくれる『衛府の七忍』。続きが気になるというコメントも多く、次回作に期待が高まる作品である。今後の展開から目が離せない作品として、ぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。

#設定が楽しい #コミカル #シリアス

衛府の七忍に似た漫画を探す

  • 既刊8巻

    黄泉のツガイ

    月刊少年ガンガン
    (類似度:4)

    荒川弘先生の最新作『黄泉のツガイ』は、ハガレンのファン必見の作品です。独特の世界観とキャラクターたちの魅力が存分に詰まっており、一気に読んでしまいたくなる内容です。特に、ツガイ同士のバトルや謎がどんどん深まる展開は、読者を引き込んで止まない魅力があります。荒川先生の実力が光る作品であり、早く続きを読みたいと思わせるだけでなく、ソワソワさせる楽しさも味わえます。幼い子には勧められない残酷な描写も多いので注意が必要ですが、ハガレンを思い出すような感覚で楽しむことができるでしょう。全体的に面白く、一度手に取ればやみつきになること間違いなしです。是非、おすすめします!

    #バトル・アクション #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊8巻

    大ダーク

    ゲッサン
    (類似度:4)

    『大ダーク』は、宇宙を舞台にした独特な雰囲気のバトル漫画で、主人公とバディのコミカルな掛け合いやシリアスな謎解き要素が楽しめる作品です。登場キャラクターたちの内面が徐々に明らかになっていく展開には目が離せません。特にダメ丸やナグールンなどの謎多きキャラクターの秘密が明らかになる第8巻では、意外な展開が待っているかもしれません。また、画力と登場人物への愛着が湧いてくるため、続巻の楽しみも増えるでしょう。一方で、ファンタジー的な要素やポップな雰囲気も取り入れられており、派手なバトルシーンや美しい絵も楽しめるのが魅力です。『ドロヘドロ』の雰囲気を引き継ぎつつも、より軽やかに描かれている点も注目です。『大ダーク』の世界観に引き込まれ、宇宙の壮大な戦いにどっぷりと浸かってみてはいかがでしょうか。

    #バトル・アクション #SF #ダーク 似た漫画を探す
  • 既刊23巻

    ハコヅメ~交番女子の逆襲~

    モーニング
    (類似度:4)

    『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』は、新米女性警察官・川合と超美人の藤部長のコンビが織り成す、笑いあり涙ありの警察漫画です。日々の生活を大切にしようと思わせる内容や、伏線の回収が素晴らしいと評判です。マニアックな要素もあり、テレビの警官モノとは一線を画したリアルさが魅力。登場するキャラクターの魅力や真摯な姿勢に心打たれる読者も少なくありません。女性警察官コンビや刑事課コンビの掛け合いも楽しく、読み終わった後には「面白い!」と感じる方が多いようです。原作の絵も初期のギャグ多めが好評で、シリアスな展開も魅力の一つとなっています。日常のささいなトラブルから凶悪犯罪まで、様々なシーンで活躍するキャラクターたちの姿にほっこりさせられる作品です。マニアックな面白さが好きな方はもちろん、リアルな警察活動に興味のある方にもおすすめの作品と言えるでしょう。

    #職業 #社会派・社会問題 #日常 試し読み 似た漫画を探す
  • 全1巻(完結)

    うっちゃれ五所瓦

    少年サンデー
    (類似度:4)
    #スポーツ #青春 #感動 試し読み 似た漫画を探す
  • 全2巻(完結)

    妖怪伝奇Roku69Bi ロクロックビ

    グランドジャンプ
    (類似度:4)
    #バトル・アクション #ファンタジー #ダーク 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊1巻

    失踪日記

    (類似度:4)
    #エッセイ #社会派・社会問題 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊7巻

    平和の国の島崎へ

    モーニング
    (類似度:3)

    『平和の国の島崎へ』は、ザ・ファブル好きにはオススメの作品です。島崎真悟の戦場と日常の狭間で描かれるアクション譚は、一巻を読む限り、何かが起きそうなワクワク感が止まりません。平和な日常が確実に終わるカウントダウンが描かれる中、島崎が求める居場所を探し求める姿は胸を締め付けるものがあります。日常と非日常の距離感や、修羅の臭いが引き寄せる暴力との関係を巧みに描いており、読み進めるごとに続きが気になる漫画としておすすめです。島崎の今後に幸あれと思いながら、次巻が楽しみです。

    #バトル・アクション #日常 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊10巻

    太陽よりも眩しい星

    別冊マーガレット
    (類似度:3)

    か純な恋心に胸キュンしたり、切なさを感じたり、青春を思い出したりして、何度も読み返したくなる作品です。主人公たちの成長や恋愛模様が描かれており、一生懸命になって応援したくなる気持ちにさせられます。恋愛だけでなく、友情や思春期の葛藤なども丁寧に描かれており、読んでいて引き込まれること間違いなしです。全体を通して、キラキラとした雰囲気が漂い、心が温かくなる作品となっています。是非一度手に取ってみてください。

    #恋愛 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊32巻

    ワンパンマン

    となりのヤングジャンプ
    (類似度:3)

    強くなりすぎて、どんな凶悪な怪人もワンパンチで倒してしまうヒーロー“サイタマ”の一撃必殺ぶりに驚かされます。物語はパンチを繰り出すまでの過程を楽しむ内容で、隕石破壊できるレベルだという彼の力をめぐるストーリーが魅力的です。漫画はシンプルでエンターテイメントに特化しており、圧倒的な画力とストーリー展開で読者を魅了します。隕石落下のストーリーや風刺的な要素など、各話には様々な魅力が詰まっています。登場するヒーローや悪役のキャラクターデザインも魅力的で読み応え十分です。アニメから入った人も多いようで、原作にもぜひ挑戦してみてほしい作品です。簡単なストーリー展開に加えて、ギャグやバトル要素も盛り込まれており、幅広い読者層に楽しめる一作です。「ワンパンマン」は、強大な力を持つ主人公とその周囲のキャラクターたちの魅力に溢れたストーリーが特徴的な漫画作品です。

    #バトル・アクション #ギャグ・コメディ 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊31巻

    夏目友人帳

    LaLa
    (類似度:3)

    『夏目友人帳』は、微妙な距離感と心をふるわせるハーモニーが魅力の作品です。主人公の夏目が友人たちとの関係性を通じて成長していく様子や、妖と人との狭間で揺れる姿が描かれています。作品を読み終わると、心がホッコリするほのぼのとした気持ちに包まれます。夏目と名取さんの関係性が特に胸熱で、引き込まれるストーリー展開が魅力的です。『夏目友人帳』は安定した良さと、癒しを求める方におすすめの作品です。読んでいるだけで幸せな気持ちになれる、ほっこりとした心温まる作品です。

    #癒し #ヒューマンドラマ #青春 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊6巻

    終末ツーリング

    電撃コミックスNEXT
    (類似度:3)

    『終末ツーリング』は、世界が滅びた後もバイク旅を続ける2人の少女の物語です。荒廃した世界を舞台に、美しい風景や壮大な名所を巡りながら、主人公たちは様々な困難に立ち向かっています。

    この作品は、終末世界を舞台にした異色のツーリングコミックとして非常に面白く、読み手を引き込む魅力があります。先輩が週末ツーリングが大好きだったら、きっとこの作品も楽しめること間違いありません。

    主人公たちの2人の少女が、バイクで荒野を駆け巡る姿は、胸を打つエモーショナルな物語として描かれています。そして、絶望的な状況の中でも希望を見つけ、困難を乗り越える姿には、読者の心を鷲掴みにします。

    また、本作品は綺麗なアートワークと丁寧な描写が特徴で、中古とは思えないほどの綺麗な状態で手元に届くことでしょう。物語の展開やキャラクターたちの魅力だけでなく、絵コンテやビジュアルも読み応えがあります。

    さらに、謎めいた展開や登場人物たちの過去の謎など、読み手を引き込む要素も満載です。先に引き出された記憶や、戦闘用に高度化されたサイボーグとしての主人公たちの姿には、想像力をかきたてられる魅力があります。

    終末世界を舞台にした不思議なロードムービー『終末ツーリング』は、読み手にノスタルジックな感覚を呼び覚まし、新しい世界観を楽しむことができる作品です。先輩におすすめしたい、心に響く物語を楽しめるこら趣味だと思いますので、ぜひ手に取ってみてください。

    #SF 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊14巻

    SPY×FAMILY

    少年ジャンプ+
    (類似度:3)

    「SPY×FAMILY」は、名門校潜入のために組まされた偽装家族が織り成す痛快ホームコメディ。スパイの〈黄昏〉が心を読む娘や暗殺者の妻とともに、受験や世界の危機に立ち向かう様子が描かれています。読み手をワクワクさせる展開や、家族の絆を感じるストーリーが魅力的です。一気読み必至の作品であり、「10巻続いても面白い」という声も多いです。キュンとする要素もあり、連載を追いかけるファンも多いようです。どんな締めくくりになるのか、非常に楽しみな作品です。読者には、ワクワク感やキュンとする要素を楽しんでもらえること間違いなしです。

    #心理戦 #家族 #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
  • 全7巻(完結)

    あれよ星屑

    ビームコミックス
    (類似度:3)

    『あれよ星屑』は、戦後の混乱期に生きる男たちの姿を描いた作品です。主人公たちはやくざではありませんが、戦争や貧困、無法状態といった苦難に立ち向かいながら生きる姿が描かれています。作者の描く男性のキャラクターは汚くてイケメンで、匂い立つような色気があります。この作品を読むと、自分も世の中もままならない現実と向き合いながら、やさぐれた心に情熱を灯すような気持ちになれます。この作品は、戦後の混乱期を背景に、男たちの友情や女性との関係、生と死への想い、そして自分の信念を貫くための闘いが描かれています。登場人物たちの生きざまに共感し、自身の生き方にも考えさせられる作品です。作者のエロ漫画出身の背景もあり、男性や女性の描写には独特のリアリティがあります。

    『あれよ星屑』は、戦後日本のアンダーワールドの生々しく猥雑な日常を、匂い立つような筆致で描いています。ストーリーにおける男の友情や情熱、女性との関係、そして生死の問いに思いを馳せながら、主人公たちが生き抜く様子がリアルに描かれています。作者の描く男性キャラクターは魅力的で、新しい境地を開拓しています。読み進めるうちに、戦後の混乱期に生きる男たちの姿に共感し、自分自身も生き様について考えさせられる作品です。『あれよ星屑』は、戦後日本の苦難を乗り越える男たちの姿を通して、読者に感情移入させる力を持っています。

    エロ漫画出身の作者が描く『あれよ星屑』は、戦後の混乱期に生きる男たちの姿をリアルに描いた作品です。男性キャラクターの魅力的な描写や、女性との関係、友情、そして生きる意味を巡る思いが織り交ぜられています。読むうちに、主人公たちの生きざまに感情移入してしまい、自身の生き方について考えさせられることもあるかもしれません。『あれよ星屑』は、戦後日本のアンダーワールドを舞台にしたリアルで哀愁漂う作品であり、漫画ファンにはおすすめの作品です。

    #日常 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊6巻

    劇光仮面

    ビッグコミックスペリオール
    (類似度:3)
    #バトル・アクション 似た漫画を探す
  • 既刊13巻

    巻き込まれて異世界転移する奴は、大抵チート

    マンガボックス
    (類似度:3)
    #ちょいエロ・セクシー #ファンタジー #バトル・アクション 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊23巻

    桃組プラス戦記 第

    あすかコミックス
    (類似度:3)
    #バトル・アクション #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
  • 全5巻(完結)

    KILLING ME / KILLING YOU

    ドラゴンコミックスエイジ
    (類似度:3)

    「KILLING ME / KILLING YOU」は、死んだ世界で死ぬ方法を探す2人の不死の少女が織り成すストレンジ・ロードムービー。奇想天外な世界を旅する中で、生と死について深いテーマに触れながら、人としての優しさや「普通」の大切さを描いています。緊迫感と謎解きが楽しめる一方で、明るいギャグ要素もあり、心地よい読み応えがあります。美しい作画や群像劇も魅力で、次巻が気になる内容となっています。読後には少し泣いてしまうほど心を揺さぶられる作品で、物語の魅力に引き込まれること間違いなしです。要チェックの漫画作品としておすすめします。

    #ちょいエロ・セクシー #ファンタジー 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊7巻

    正反対な君と僕

    少年ジャンプ+
    (類似度:3)
    #ラブコメ #恋愛 #青春 試し読み 似た漫画を探す
  • 全8巻(完結)

    ファイアパンチ

    少年ジャンプ+
    (類似度:3)
    #バトル・アクション #ファンタジー #ダーク 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊1巻

    てだれもんら

    ビームコミックス
    (類似度:3)

    『てだれもんら』は、庭師と板前さんが織りなす心温まる物語です。美味しそうな料理と庭の怪をテーマにしたファンタジー要素が楽しめる作品で、男性キャラクターたちの自然な魅力や心温まる会話、庭の美しさなどが魅力的です。読者からの評価も高く、心が洗われるような展開に引き込まれます。料理や怪異、恋愛といった要素が絶妙に組み合わさった作品であり、夏目友人帳やモノノ怪が好きな方にもおすすめの作品です。読んでいて、ますます物語の展開が気になり、続きが気になる魅力的な作品となっています。美味しい料理と謎めく物語を味わいたい方には是非おすすめしたい作品です。

    #料理・グルメ #ヒューマンドラマ #職業 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊8巻

    サンダー3

    月刊少年マガジン
    (類似度:3)

    サンダー3、第7巻は新生リベリオンによるふたば奪還作戦が始動し、敵艦の乗っ取りを図る展開が描かれています。戦闘シーンが連続するため、あっという間に読み終わってしまうという意見もありますが、それでもこれまでの展開が面白かった方には次巻への期待が高まる一冊です。ただし、疲れてきたと感じる方もいるようで、ストーリーの進展が物足りない部分もあります。そうした中でも、背景やメカの描写は綺麗であり、コマ割りも迫力があるという声もあります。一方で、生命の扱いの軽さや登場人物の掘り下げ不足など、不満の声も挙がっています。

    個人的には、本作はスタンダードな展開があるものの、テンポが良く読みやすいという一面もあるため、「サンダー3、第7巻」は少年SFエンタメとして楽しめる作品と言えるでしょう。戦闘シーンの連続に飽きてしまった方も、背景やメカの描写、コマ割りの迫力などを楽しむことができるかもしれません。次巻に向けての期待や、続きを読みたいという気持ちを持たせる展開もあるため、ファンにはおすすめの一冊と言えるでしょう。

    #ダーク #SF 試し読み 似た漫画を探す

他の『山口 貴由』の漫画一覧

  • 既刊2巻

    愛蔵版 蛮勇引力

    ヤングアニマル

    "蛮勇引力"は、山口貴由の真骨頂が堪能できる作品です。個人的には"最も好きな作品"と言っても過言ではないくらい、熱い魂が詰まった一作です。主人公の台詞には、肩書きや出身などの世間の価値観を捨てた男の真価が感じられます。私自身もこの作品を読むことで、立場や肩書きを捨てる勇気を得ることができました。山口貴由という作家の才能に惚れ込んだきっかけともなった作品ですので、ぜひ読んでみてください。

    #山口貴由 #蛮勇引力 #漫画 #マンガ #アニメ #感動 #勇気 #深い #哲学 #名言

    #バトル・アクション #政治 試し読み 似た漫画を探す
  • 全8巻(完結)

    エクゾスカル零

    チャンピオンRED #バトル・アクション #バイオレンス 試し読み 似た漫画を探す
  • 既刊6巻

    劇光仮面

    ビッグコミックスペリオール #バトル・アクション 似た漫画を探す
  • 全14巻(完結)

    シグルイ

    チャンピオンRED #ちょいエロ・セクシー #バトル・アクション #ダーク 試し読み 似た漫画を探す

衛府の七忍の一覧

概要

『衛府の七忍』(えふのしちにん)は、山口貴由による日本の漫画。『チャンピオンRED』(秋田書店)にて、2015年5月号から2021年1月号まで連載された。

コミックスはチャンピオンREDコミックスより全10巻。最終巻となる10巻と同時発売となった『チャンピオンRED』2021年4月号にはカラーイラスト集「衛府の七忍の世界」が付属し、単行本未収録のカラーイラスト、テキスト付きで描き下ろされた宮本武蔵と沖田総司の戦い、著者である山口からのメッセージが収録された。

概要

同誌で連載していた『シグルイ』や『エクゾスカル 零』と同じく劇画調で残酷描写は多いものの、覚悟のススメのようなケレン味やハッタリあふれる要素も多い。

特定主人公の「○鬼編」という中編を連ねて、怨身忍者が順次に登場していくという構成をとっている。登場人物の多くは、山口の過去の作品に出演した者と同じ外見・名前だが、設定は異なる。諸設定や技にも過去作のオマージュ要素が散見される。特に主人公たる七忍は『エクゾスカル零』に登場したエクゾスカル戦士達に対応している。だが、旧作の主人公たちが用いていた「強化外骨格」「エクゾスカル」が、その名が示すように金属製の鎧という武装であったことに対して、本作の「怨身忍者」は鬼、すなわち妖怪変化の類とされており、主人公たちの身体そのものが変身して、デザインもより生物的になっている。また強化外骨格に準じる兵器は、敵方である覇府の武士たちの方が使用する。さらに単行本4巻収録の第十八話より、『魔剣豪鬼譚』と副題がつけられた「宮本武蔵編」が始まり、怨身忍者への「鬼退治」が描かれる。。9巻の「雷鬼編」にて、衛府の七忍が出揃う。

地獄の戦国時代を終わらせた正義の英雄である徳川家康が最大の敵として設定されており、家康の社会に鬼たる主人公達が反逆するという物語構造になっている。民草は家康に従う「民兵」と化し、主人公達と敵対する。

文明レベルや民の生活は、基本的には一般的な江戸時代初期を舞台とした作品と変わらない。ただし覇府徳川の武士身分が軍備を独占しており、一部の兵器に用いられる技術力は時代不相応に高い。また忍者は異能の技を用いる。

山口の他作品と同様に、雑誌掲載時から単行本化に際して、絵やセリフの修正がみられ、連載時の数話を一話にまとめ直すという構成変更もあり、単行本と連載における話数は必ずしも一致しておらず、連載誌での話数カウントは途中からやらなくなった。

「このマンガがすごい!2018」オトコ編で第5位。2018年には大阪画廊モモモグラで行われた山口貴由原画展にて連載中である本作の原画が展示された。