GENBUN MAGAZINE Vol. 8巻

発売日: 2012-08-12

小林源文の渾身の描き下ろしを収めたGENBUN MAGAZINE(ゲンブン・マガジン)VOL.008。※この電子書籍は、「固定レイアウト型」で配信されております。説明文の最後の「固定レイアウト型に関する注意事項」を必ずお読みください。※本書に掲載の各種情報、募集案内、連絡先などは紙版刊行当時のものです。ご注意ください。■「まえがき」よりやっとミッドウェー海戦がまとまりました。著者の理解力が低いせいか、複雑な戦場の動きを資料から読み解くのは大変な作業でした。読書さんへ正直に申しあげますが、ドイツ軍は大好きですが、ご存じのように旧軍には興味はありません。しかし、ここで自分が過去の記録を客観的に目で見える形にしないと、意味不明わけわからん仮想戦記物の小説や映画が、あたかも現実の既成事実のようにまかり通ってしまいます。この兵器があったら勝てたとか、ゼロ戦無敵伝説とか、戦艦大和もしかり、貧困脳みその日本人には浸透しやすいのでしょうね。私は六〇年も生きていますと、日本人の資質が見えているように思えます。つまり、このミッドウェー作戦のように『慢心と論理性の欠如』です。戦艦一隻の建造費で、当時の東京の道路は全部舗装され(山手通りだけが舗装されていた)都市のインフラ整備は可能だったといいます。また、大戦物の書物では日米の産業力の対比で「一対二十」と書かれた内容が多いですが、当時の企画院の分析では「一対八十」だったというのが実際の数字です。日本は第一次大戦のような総力戦を経験していないという、無責任な素人判断の書籍もありますが、日本の軍制を司る方々は当時の欧州で駐在武官として勤務しており。陸海軍の高級将校も観戦武官として戦場を見ているのです。負け戦をした日本人というのは、無知なのか想像力が貧困なのでしょうか?●目次東千歳駐屯地祭へ行くまえがき前号までのあらすじZERO―太平洋戦記・act-08【ミッドウェー】陸自戦車乗員よもやま物語自衛隊今昔物語戦争の奇譚 ガダルカナルより魂魄の帰還ミレー島戦記スケッチの勧めバックナンバーのご案内各種おしらせ固定レイアウト型に関する注意事項(必ずお読みください)この電子書籍は、全ページ画像の「固定レイアウト型」で配信されております。以下の点にご注意し、購入前にプレビュー表示をご確認の上、ご購入ください。■使用できない機能・文字拡大(ピンチイン・ピンチアウトは可能ですが、画面におさまらない場合は画面をスワイプ)/文字のコピー/マーク/ハイライト/文字列検索/辞書の参照/Web検索/引用■推奨環境・タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末・Wi-Fiネットワーク経由でのダウンロード(Kindle端末の場合) 続きを読む

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