GENBUN MAGAZINE Vol. 10巻

発売日: 2014-12-28

小林源文の渾身の描き下ろしを収めたGENBUN MAGAZINE(ゲンブン・マガジン)VOL.010。※この電子書籍は、「固定レイアウト型」で配信されております。説明文の最後の「固定レイアウト型に関する注意事項」を必ずお読みください。※本書に掲載の各種情報、募集案内、連絡先などは紙版刊行当時のものです。ご注意ください。■「マインカンプII」より前作vol.009 マインカンプの続きです…。ここから川崎ので中学生時代の話が始まりますが、月島での一番大事な「貸し本屋」の話を書くのを忘れていました。この月島にいた二年間が、一番愉しい少年の時期だったと思います。「貸し本屋」さんとの出会いはこの月島で始まります。当時の雑誌は割と高いものでした。少年サンデーがチキンラーメンと同じ値段だったと書きましたが、チキンラーメンも高い商品だったんですね。両方とも当時はたぶん「三十円」でした。「貸し本屋」さんは商業誌では月刊誌のマンガや文芸誌や小説、それに多数の貸本用のマンガ単行本が書棚にいっぱいあふれていました。つまり、この当時は本はちょっと高めの娯楽だったのです。貸本屋さんも沢山ありました。神保町の古本屋さんの雰囲気がありました。そこに身分証明の代わりに米穀通帳か保険証を持っていき、小さいカードを発行してもらいます。図書館で本を借りるようなものです(米穀通帳とは戦時中から続いていた名残で、コメの配給制度でできた通帳で各家庭に一冊はありました。その後、昭和四十年代にコメの自由化で米穀通帳は消えていきます)。●目次オメガ盾と矛マインカンプII(小林源文半生記)HJ京都バイク旅行バックナンバーのご案内キャットシットワン固定レイアウト型に関する注意事項(必ずお読みください)この電子書籍は、全ページ画像の「固定レイアウト型」で配信されております。以下の点にご注意し、購入前にプレビュー表示をご確認の上、ご購入ください。■使用できない機能・文字拡大(ピンチイン・ピンチアウトは可能ですが、画面におさまらない場合は画面をスワイプ)/文字のコピー/マーク/ハイライト/文字列検索/辞書の参照/Web検索/引用■推奨環境・タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末・Wi-Fiネットワーク経由でのダウンロード(Kindle端末の場合) 続きを読む

作品詳細ページへ

GENBUN MAGAZINE Vol.に似た漫画を探す

GENBUN MAGAZINE Vol.の一覧