16巻
2015年3月24日発売
昭和35年(1960年)の真夏の暑い一日、この日は、九炭争議はじまって以来の大激戦となった……。九労組と第二組合と警官隊と職組と……、また、炭労組と総評その他のオルグと全学連と……。どれが敵でどれが味方か見分けもつかない大乱戦であった。この激しい戦いの最中に、お炭さんは死んでしまう。愛らしく、心優しいパン助の悲しすぎる死であった。そうして、鉄心会をたたきつぶし、稲妻聖次を殺すことだけを考えて生きてきたシブい任侠の人・滝村も、子分の辰と一緒に最後の決着をつけるために、暴力組織の大集会が開かれている市の芸能ホールに、時限爆弾を持って向かう。鉄心会と激しく対立してきた、正義の人・柳勘一もその事実を知…
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15巻
2015年3月24日発売
昭和35年(1960年)の6月15日……アイク訪日反対、岸井内閣打倒、新安保阻止のスローガンのもとに、全学連は国会に突入……。その時に、南通用門で一人の女子学生が虐殺された。樺美智子さんである。協同通信社社会部の正社員となった正義の人、柳勘一はその“死の現場”を含めて、いろいろな事柄をつぶさにメモをして、自分なりの戦いに奮闘し、また“次の戦い”にも備えるのであった。暴力団・鉄心会との戦いは完全に宿命のようで、九炭争議でも激しいバトルを繰り広げる。だが、滝村のひきいる人民軍隊も緒戦ほどのはなばなしい活躍は望めなくなりつつあって、徐々に苦境に立たされる。けれども、化け物屋敷のようではあるが、梁山泊…
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14巻
2015年3月24日発売
1960年(昭和35年)は、日米安保と九炭(九州炭鉱)争議で、大揺れに揺れた厳しい1年であった。「諸悪追放に敢然と立ち向かう」正義の人、柳勘一もこの二つの闘争には、積極的に関わるようになる。九炭争議では、労組側を支援し、共に激しく闘う。そのため、スト破りの鉄心会に命を狙われ、瀕死の重傷まで負ってしまう。白色テロルで生死の境をさまよう柳勘一、主人公が不在のまま、この作品も終わってしまうのか。ドキドキ、ハラハラの展開は、ますます本格化してきた様子。一読者としても、絶対に見逃すわけにはいかない日々が続くのであった。
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