3巻
2014年8月8日発売
道場主に見込まれ、青森の“梵天道場”で合気道の修行をした勘一は、北海道から鹿児島へと巡業の旅をつづける。まだ幼いとはいえ、サーカス団の一員の勘一は、日本中を旅してまわるのも仕事なのだ。けれども、鹿児島の旅は勘一少年に幸運をもたらす。青森の梵天先生の古い友人の徳三砲という人物をとおし、柔道と出合うのだ。愛くるしくはあるが、陽気で正義感も強い勘一少年には、まさにうってつけの幸運な出会いだった。時代は、まだ戦後の昭和24年。GHQの意向ばかりが優先される時代であったが、わが国のヤクザやテキヤの勃興ぶりもめざましい(そして忘れてならないのが、戦後の三大鉄道事件。下山、三鷹、松川事件だ。これらの事件の疑…
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2巻
2014年8月8日発売
第2巻も幼少期の勘一少年の活躍を軸に話はすすむ。父・柳勘太郎もすでに復員済みで、終戦後2~3年の“焼け跡闇市の時代”に、請われてテキヤ(露天商)の一員となる。母・朝子は、これも人生のアヤで婦人警官となるが、父・勘太郎同様、勘一と出会うことは、まだない。この親子3人、とことんすれ違ってしまうのだ。また、ヤクザや暴力団まがいの新興テキヤが跋扈する時代に、柳勘太郎は「鬼勘一家」という一家を構え、テキヤの親分となる。その頃の勘一少年は旅まわりのサーカス団の一員として、全国各地を巡業して回っているのだが、ここでも当然、絵にかいたような見事な“すれ違い家族”ぶりで自ずとストーリーもスリリングになる。が、あ…
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