光に向かいし花のごとく 5巻

発売日: 2021-04-30

単行本サイズとしての5巻目。「黒光の章 前編」にあたり、全体の第九話と第十話を収録したものです。 新宿中村屋のパン屋が、いつしか芸術家や作家、大学教授に新聞記者等、様々な人々の集まる場所…いわゆる「中村屋サロン」を形成し始めた頃。その中心は荻原碌山を慕って集まった画家や彫刻家たちで彩られていた。中でも碌山が建てた柳敬介のアトリエには柳が結婚で出て行ってから、画家の中村彝が住み始めた。彼は中村屋夫婦の長女、相馬俊子の若さに魅かれ、彼女をモデルにして絵を描き続ける。ルノアールの筆致にも似た画はルノアールの絵のように俊子の裸体画に移って行った。それを危惧する母親の黒光は、中村彝から俊子と結婚したいと言われて承知することが出来なかった…。 続きを読む

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