13巻
2018年12月7日発売
突然の雪崩で消息を絶ったパーティー。その中には志摩律子が顧問弁護士を務める河野機工の社長の息子・河野孝一もいた。孝一は実の息子ではなかった。子宝に恵まれなかった社長夫妻の養子に迎えられ、大切に育てられてきた。孝一の妻も社長が見合いをさせた結果だった。慌てて現地へ向かった河野社長と孝一の妻・厚子が目にしたのは、願いも虚しく、変わり果てた姿の息子の姿だった。そしてその傍らには孝一の遺体にしがみつき号泣する女……大学時代から孝一と付き合いを続けていた愛人であった。孝一の遺体を前に女は河野社長と妻に言い放つ。好きでもない女と結婚させられ、孝一はずっと耐えてきたのだと。そして河野社長と孝一の妻・厚子は、…
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12巻
2018年12月7日発売
仮出所で2年6か月ぶりに出所した中井を出迎える担当弁護士・志摩律子。中井には息子が一人いた。父が服役することになり、息子の圭一は、子宝に恵まれなかった中井の兄夫婦の養子となっていた。「今後、絶対に圭一には会わない」……これが兄との約束だった。しかし急遽、九州へ転勤が決まったことで中井の気持ちが大きく揺らいでしまう。ひと目、息子の姿を見てから旅立とう。その願いに心動かされた志摩は、中井を息子の住む町へと連れて行く。しかし圭一の姿はどこにも見当たらない。意を決して兄夫婦の家にも立ち寄るが……姿は見えない。未練を断ち切りこのまま去ろうとしたその時、圭一の居場所を耳にする。圭一は意外なところにいた………
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