10巻
1997年8月22日発売
ヒッタイト帝国の正式な皇太子にカイルが選ばれ、継承問題は解決したかにみえた。だが、ナキア皇太后は新たな陰謀を企てていた。ある日、元老院の議長の娘・ギュゼル姫が1人の子供を連れてやってくる。なんとそれはカイルの子だというのだ。本当だとすれば、息子・ジュダを帝位につけるというナキア皇太后の望みは遠くなるはず。陰謀の目的がつかめず不安な夕梨だが、そんな時、皇太后が密かに外国から毒薬を手に入れたことを知る。カイルが子供の問題で手間取っている間に皇太后は皇帝を暗殺し、罪をすべてカイルに着せようとしているのだ。なんとかして計画を阻止しようと、夕梨は単身、王宮へ急ぐのだが…!?
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9巻
1997年5月26日発売
ヒッタイトの皇太子継承争いのさなか、カタパの街に夕梨の偽者が現れた。イシュタル(戦いの女神)の名のもとに傍若無人に振る舞う彼女のせいで、日に日に民衆の不満は高まっていく。このままでは皇太子候補のカイルの立場が危うくなると考えた夕梨は、1人でカタパに乗り込む。しかし、誰も夕梨が本物のイシュタルだとは信じない。それどころかイシュタルを侮辱したとして捕らえられ、街外れの”谷”へ放り込まれてしまう。そこは、恐ろしい伝染病・七日熱にかかった患者の収容所だった。この事件も、やはりナキア皇太后のしわざ。夕梨を病死させようという企みだったのだが、不思議なことに夕梨は発病せず…。
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