116巻 2022年8月29日発売
仕置ノ三百三十六古い人相書きの盗賊に似ている水死体が発見され、平蔵と五郎蔵らは検分に訪れる。死体は“辛子の久兵衛”という本格の親方だった。彼の一味の男によると、少し前に盗みをはたらいた廻船問屋の“諏訪屋”に盗み忘れたものがあるといい、一人で再び忍び込んだのだという。その“諏訪屋”にはどうやら表沙汰にできない事情があるようで……(蔵の中)。仕置ノ三百三十七呉服屋の万吉は、貧乏旗本に嫁いだ幼馴染みのフキの頼みで反物を用立てたが、盗賊に持ち去られてしまう。万吉は道場で知り合った平蔵の息子、辰蔵に相談するが……。(悪女)仕置ノ三百三十八材木問屋の奉公人、誠治は不器用だが仕事熱心な若者と思われていた。し…